Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月20日 ベッドカバーを作る、「報道1930」での枝野立憲民主党党首の毅然とした姿勢

 ユザワヤで購入したウィリアム・モリスの布(2メートル)を早速ベッドカバーにした。裏はアフリカの臈纈染の布を使った。少し幅広で、長さも十分にあったので、モリスの布をくるりと、縁取りをしたような形になった。ミシンで直線縫するだけなので、気持ちよく作れた。このベッドは普段は使っていないが、ときどき寝そべって本を読んだりするのに便利。19世紀のイギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスが追求した美は日常生活の中にある花々や鳥たちや木々たちであった。そして色の使い方が素晴らしい。ずいぶん前にイギリスの家具を扱っているお店で、思わず購入した1930年代のイギリスのアンティーク椅子の模様は後で気がついたら、ウィリアム・モリスの布を貼っていて、すごく現代的に見えた。

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  連日、自民党総裁選挙に関するニュースばかりで、自民党の宣伝なんか聞きたくもない。「報道1930」には立憲民主党枝野幸男代表、朝日新聞編集委員秋山訓子氏が出演。枝野氏も自身が語るように、本気モードになってきた。秋山氏は4年前の立憲民主党ができたときの「新しい政治」のあり方を整理して語った。枝野氏はいまの自民党総裁選で語られていることと、野党連合との違いを明確にした。しかし、秋山氏はジャーナリスト的な関心から、立憲民主党が政権をとっても何もできないのではないかという。多くの人たちにそう思わせてきた民主党内を一枚岩にすることができなかった苦い経験がある。それらを乗り越えて、一枚岩で闘っていると枝野氏はきっぱりという。立憲民主党に対するさまざまな批判や懸念は払拭されたように思う。立憲民主党がどういう理念をもって政治を行っているかが明らかになった。それだけでもよかった。しかし、朝日新聞の秋山氏は衆議院選挙では立憲民主党自民党を超えるはずはないと断言する。そして次の参議院選挙で自民党に勝つ戦略を立てるのではないかという。

 枝野氏はさまざまな立憲民主党の足を引っ張るような議論には乗らなかったことはよかった。一般視聴者からの質問は、「もし立憲が政権をとったときには、どんな内閣を考えているかを示せ」というものだった。枝野氏は見事に切り返した。立憲を支えている人は誰かがわかっているし、現実にはそんなことを示して戦うものではない。以前に民主党が政権を取ったときですら、誰が内閣を担うか誰もわからなかったはずだと切り返した。ようやく枝野氏が本気で何と闘っているのか明らかになったような気がした。