Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

携帯入れの袋作り 植物園の紅葉 バラが咲いている

 ミシンを使いだすと、ついついあれこれがしたくなった。携帯電話入れをいくつか持っているが、まだ満足がいく袋は作れていない。それと、携帯電話はどんどん形が変わっていく。以前はコンパクトで小さかった。最近では携帯電話はカメラ機能が良くなり、若い人たちはその魅力に取り憑かれている。私は新しい機能を追っかけている訳ではないが、それでも携帯電話を買い換える度に、携帯電話を入れる袋を作ってきた。古くなった袋がいっぱい溜まっているので、それを縫い直すことにした。コンピュータ入れの袋を縫い直したのがきっかけで、少し大きめの携帯電話入れを作った。先日イヤホンを失くしたので、新しいのを買わなければならないので、そのイヤホン入れもある。

 久しぶりに植物園を散歩した。紅葉がすばらしく、カワセミなどが飛んでいる池に紅葉が反映して、すばらしい景色となっていた。出かけてよかった。真っ赤に燃えるような紅葉は、気持ちを掻き立ててくれるが、緑と黄色と赤のグラデーションもいいと思った。植物園の北門の前にある、筋トレジム・カーブスにも寄った。久しぶりだったが、結構な人がトレーニングをしていた。ジムでは、筋肉を鍛えることは大事だといつも意識させられる。実際にマシーンに乗る度に腕や足の筋肉の衰えを体感する。

 家の中にこもりっきりの高齢者に対して、京都市から「体力測定会」のお誘いの手紙がきた。「外出控えで要注意!フレイルとは?」とあった。「フレイルとは、年齢を重ねることにより、体やこころが弱ってしまった、健康と要介護の中間の状態を意味します」とあった。フレイルとは、英語の Frail で、1.もろい、貧弱、2. (体が)弱い、かよわい、3.悪の誘惑に陥りやすい、道徳的に弱い、という意味。どれにしても高齢者をフレイルで語るのは間違っている。なぜ英語なのか、わけのわからない言葉で言い換えても、高齢者を侮辱する言い方にはかわりない。わけのわからない言葉で語ることもそうだが。この三年間、コロナ禍の中、高齢者には外出を控えるように強く訴えてきた。ワクチン接種だけを進めてきた。社会的繋がりを断ち切ってきた影響がさまざまなところにいま出始めている。それで京都市は高齢者に「体力測定」をして、「フレイル」を自覚するようにというのだろうか。なにか、高齢者が「バカにされている」気持ちになった。京都市の赤字財政を解消する一つの方法として、高齢者への「敬老パス」が倍額になり、外出を控えさせる方向に進めている。そうした中での「体力測定会」「フレイル」とは何だろうかと思った。

 

 ベランダの赤いバラが咲き始めた。ドイツ生まれのリーベンツアーバ。手入れをした甲斐があり、病気にかからず元気に咲いている。すでにいくつかは部屋に飾っている。花瓶の中では、花弁がどんどん大きくなっていくので、愛おしい。どのバラも、上にどんどん伸びていくので、冬の剪定時期には思い切ってもっと低い位置で切ってみようと思う。