Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

今宮神社と大徳寺に散歩 政府の政策は? 「羽鳥モーニングショー」?

    朝の用事をすませて、10時から朝の散歩にでた。家の前から、バスで15分ほど乗って、今宮神社前まで行った。今宮神社と大徳寺を散歩した。今宮神社は地域の人たちが守っている社だが、古くは平安遷都以前からあり、とくに疫病や災厄を鎮めるためにつくられた社だったそうだ。徳川五代将軍綱吉の実母桂昌院が特に心をこめて今宮神社の復興に尽力したとのことで、桂昌院の銅版画が最近に奉納されている。桂昌院大徳寺近くの八百屋の娘だったが、いろいろの経緯をへて、4代将軍徳川家光の側室のお万の方に使え、のちに家光に見そめられ側室となり、綱吉を産んだと言われている。

 今宮神社を出て、南にくだって行くと、長い竹藪がつづく。そこは大徳寺の境内で、石畳の歩道は、掃除が行き届いていて、気持ちがいい。今宮神社では、落ち葉が散らばり、雑草が生え放題だったので、許されるのならば、草引きをしたいと思ったほどだ。

 大徳寺は、いま国宝の「方丈」が修理中で昨日のニュースで、400年昔に大工さんが置き忘れたノミが屋根裏から発見されたとあった。千利休菩提寺である「聚光院」が秋の特別公開されているので、大勢の人が訪れていた。裏から入ったので、表の入り口には外国からの団体観光客がきていた。英語でもフランス語でもない言語でガイドさんが説明していた。おそらく、スペイン語ポルトガル語だと思ったが。京都は、外国人観光客にとっては、世界で一番訪ねたい町であるようだ。

 私は妹と「おはよう」の絵文字を送って、毎日ラインでやりとりしている。一人暮らしの妹への安否確認のようなものだが。その中で、コロナ感染が少し落ち着いているので、父母の供養に高野山に行こうと誘った。妹は高野山は来年の春に母の7回忌に行きたいので、高知にお墓参りに行くことになった。娘も行きたいと言い出し、車で連れて行ってくれることになった。いつも宿泊しているホテルは予約がとれない。とくに秋の土日は無理だとわかった。「Go To キャンペーン」がその一因だった。キャンペーンの枠はもういっぱいで利用ができないことがわかった。それはいいとしても、どこも満室で、予約がとれないので、困った。あちこちのサイトで探して、ようやく見つけて、即予約を入れておいた。

 岸田首相は先日来、電気料金の値下げ化を強調してきた。では料理や暖房にガスを使っている人はどうなるのか、不満が続出して、ようやく、ガス代の支援もすると言い出した。その電気代は一世帯2000円だという。電力会社に政府が支払い、利用者がわかるように、明細書に明記するという。我が家では2人暮らしでも、電気代にはかなりの支払いがある。関西電力の電力使用をやめ、大阪ガスに一本化して、電気代とガス代は大阪ガスに支払っているので、合計額がいつも出される。かなり燃料費を使っていることが、わかるので、いつも驚いているが、あまり節約すると健康に影響もでてくるので、あまり神経質にならないようにしているが、夏の冷房を使用する時期と、冬の暖房の時期には、すごい燃料代を支払っている。2000円程度では何の役にもたたない。しかも電気代補助はすべての家庭に出されるわけではないという。小手先だけの経済対策で何の役にたつのだろうか。今日、スーパで野菜の値上がりがすごいと感じた。トマト一個が200円以上もしていた。たしかに円安があらゆる生活面に影響しはじめた。日銀の黒田総裁は何の対策もとらない。アベノミクスを後押しし、安倍元首相から「日銀は政府の子会社」と言われても、何の反応も示さなかった。どこもかしこも腐っている。

  「羽鳥のモーニングショー」に出演していた朝日テレビ局の玉川徹氏が発言したことが問題になり、10日間の謹慎処分をうけた。今日、玉川氏は「報道フロア」から一人で、謝罪と今後の活動について語った。ことの発端は、菅前首相の安倍晋三氏の「国葬」で友人代表として読んだ追悼文について、電通が関与しているのではというような発言をしたことにある。事実とは違うということで、翌日すぐにお詫びをしたが、それだけでは済まず、謹慎処分となった。今日の謝罪は、再度電通と菅前首相におわびをした。ここまでになるのには、電通も菅氏の執拗なメディアへの攻撃ではないかと思う。「電通とオリンピック」のごたごたや汚職の問題が浮上している。そうした中で、安倍氏の「国葬」に外国から参列する人たちの受け入れや接待などに電通も関わる予定だとすでに新聞で公表されている。そうした状況のなかでの玉川氏の発言だったと思うと、まったく電通が関与していなかったかどうかは疑わしい。こんなにひどい処分をしなければならないほどの発言なのか、謝罪しているのに、謹慎処分になるほどのものかと思う。もっとひどい発言をしたり、嘘を突き通した人はまったく処分どころか、「英雄」のごとく扱われている。司会者の羽鳥氏はまったく他人事のようにし、何ら発言しないのにも、うんざりした。「羽鳥のモーニングショー」はもう観ない。