Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

7月14日フランス革命記念日、コロナ感染拡大。

 今日は、1789年7月14日のバスチーユ監獄襲撃に端を発した、フランス革命記念日だった。そしてフランス建国記念日でもある。これまでなら、全く気にかけなかった。軍事バレードが、シャンゼリゼ通りからコンコルド広場まで行進する。フランスの国歌はこれまで気にもかけていなかったが、歌詞がすごい。これをいまだに歌い続けているフランスもすごいと思った。

 「いざ祖国の子らよ! 栄光の日は来れり、 暴君の血染めの旗が翻る 戦場に響き渡る獰猛な兵などの怒号 我らが妻子らの命を奪わんと迫り来れり、

 武器を取るのだ、我が市民よ! 隊列を整えよ!  進め! 進め!

 敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ!」

エディット・ピアフも「Quatorze juillet(7月14日)」を歌っている。フランスの歴史や文化を知ることなしにフランス語の勉強は進まないと思った。

 コロナ感染拡大が止まらない。岸田首相は、記者会見で「新たな行動制限は現時点では考えていない」と述べ、コロナ対策に具体案を持たない。なすすべがない状況にある。なぜ今の時期に感染が拡大したのか、何の分析も対策もない。明らかにあらゆる分野で人数制限はとけ、コンサートに、スポーツ観戦に、旅行の移動に何の制限もかけずにきた。そして参議院議員選挙で人の集まりが全国であった。そのことが今の結果につながっているのではないか。明らかに人流によるものだと思うが、そのことを政府や分科会は言わない。