Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

フランス語の授業、安倍氏「国葬」? 祇園祭りの宵々山 ケープタウンの植物園

朝のルーティンの作業の中で、クレマティスの剪定をした。ツルを伸ばし始めた頃に花がいくつか咲いたが、あとはどんどんツルを伸ばしたものの、花が咲かない。理由はわからない。大きな鉢に植え替えて、肥料をやった。鉢の置き場所を変えた。写真の上は八重のムクゲ。手前は遅咲きの紫陽花。昨年はすべての枝に花がついていたが、今年は一つしか咲かなかった。来年を楽しみにしておこう。

 午後から、フランス語の授業にでた。相変わらずディクテをやっている。かなり慣れてきた。語学学習の基本中の基本で、絶対一度は通らなければならないなので、がんばっているが、ノロノロとした歩みで、数センチは進んだかもしれない。

 アメリカにいる友人がメッセージを送ってきた。いつもユーモアが溢れていて、読んでいると楽しい。69歳の誕生日を迎えたので、メッセージを送った。「来年は70代に仲間入り。何も恐れるものはない。ただ人生を謳歌するのみ」と。「Absolutely」と返ってきた。安倍氏国葬が日本では問題になっているが、私の周辺で「国葬に反対」署名や、Twitterで「自民党葬」が妥当だとメッセージが流れている。政治家では吉田茂氏以来の国葬になる。安倍氏が政治家として首相を務めた年数が最長だったという理由だけで、国葬というのはおかしいのではないかと思う。嘘を何度もつき、国民に説明もしなかった、福島原発の問題が解決していないのに、まるで解決したかのように語り、オリンピックを東京に持ってきたことも、世界中の人を騙したままだった。「アベノミクス」を批判した自民党議員を罵倒したりと、「人として尊敬できる」人だったのか、いろいろと疑問は多い。「こんな人」を国葬にしていいのだろうか。安倍氏のお通夜と葬儀の日には何時間もテレビ放映をして、全国民に見せてきたではないか。まるで「国葬」扱いだった。もう十分ではないのか。

 今夜は祇園祭の宵々山で、テレビで四条界隈の人混みが映し出されていた。歩行者天国になり、四条通り、新町通室町通は人混みで、誰もが汗だくだくになりながら、鉾を見上げながら歩くのが楽しい。コロナ禍で二年間は中止だったので、三年ぶりの再開。鉾町の人たちは、鉾の引き回しや、鉾の立て方など伝統技術を伝承していかなければならない使命感がある。今日のコロナ感染者は全国で10万3311人となった。京都府は1941人、京都市内では1000人を超えた。

 ケープタウンの友人からは、カーステンボッシュ植物園の写真が送られてきた。この植物園はとても貴重な植物がたくさん保存されている。ケープタウン大学のすぐ近くにあり、午後にオフィスが閉まると、この植物園にいき、本を読んだり、ブラブラ散歩したり、コーヒを飲んだりと、のんびり過ごしたところだ。友人の忠告は「一人では山の奥深いところには絶対入らないように」であった。入園料がいる植物園なので、ある意味安全な場所ではあったが、それでも複数の男性たちに囲まれ、金銭を要求されれば、なすすべがない。そうしたことが何度か植物園で起こっていたのだろう。友人の忠告は、必ず人目につくところにいることが大事だということだった。私は、植物園と水族館の年間パスポートを購入していたので、好きな時間にいつも出かけていた。安全でリラックスできる場所だった。ケープタウンは今は初冬。