Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

バラの手入れと習字 日銀の考え方は?

 午後からバラの手入れに出かけた。6名の参加。うどん粉病にかかっている葉っぱがたくさんあった。ハサミで一枚一枚丁寧に切り取った。40分近くも同じ作業をした。風が吹き、隣りの葉っぱにうどん粉のような白い粉が飛んで、次の葉っぱに病気をうつす。今日は風が強いので、薬はかけられないので、できるだけ丁寧に病気にかかった葉っぱをとった。あとは水やりのみ。以前にお話をしていたことを覚えておいてくださった方が、八重のドクダミソウを持ってきてくださった。お庭にいっぱい咲いているので、小さな植木鉢に植えて、お裾分けしてくださった。とても可愛いお花がついていた。作業が終わったあと、談話室でのんびりと雑談をした。私よりも2歳上の方がいて、戦後の日本の貧しかった様子を語ってくれた。色々と思い出すと、頭にシラミをわかしている子供たち、マクリンを飲まされたこと、脱脂ミルクの給食、などなど。戦争後の嫌な思い出ばかりだが、少なくとも私は覚えている。それから時代は70年以上もたち、戦争のない豊かな生活がある。日本をまたもや戦争をする国にするのかと怒りをぶつけた。戦争を覚えている人たちが少なくなっていく。戦争を知らない安倍晋三氏たちはなぜ戦争をしたがるのだろうか。防衛費を2%にして、世界で第三番目の国にしたい理由は何なのか。

 お習字の教室に行った。千文字の「晉楚更霸 趙魏困橫」(しんそこうは ちょうぎこんおう)の後半部を書いた。意味は、「晋と楚は、かわるがわる覇者となり、趙と魏は、秦に苦しめられた」。なかなか難しい文字が並んでいるが、漢字は「へん」と「つくり」で出きているので、そのバランスをどう取るのかを考えなければならない。

 地下鉄とバスの乗り継ぎが悪く、別ルートで帰った。実際にはバスを三度乗り換えることになり、時間が余計にかかってしまった。

 日本銀行黒田東彦総裁の6日(日)の講演で、「家計の値上げ許容度が高まっている」「家計が値上げを受け入れている」と発言したことへの批判が高まっているという。私もこの言葉を聞いた時、いつ誰が「許容」したのかと疑問に思った。批判を受けて、慌てて黒田総裁は陳謝したが、内容を撤回したわけでもなく、誤解を招くような発言をしたことを不適切だったと言っただけだ。コロナ禍の中、外出を控え、消費が抑えられたことから、それほど家計が圧迫されたわけではなく、むしろ貯蓄が増えたと状況分析をしている。それはどの層のことを言っているのか。むしろコロナ禍の中、職を失tた人たちが増えた。学生たちはアルバイトもできず、学費を払うのが大変だった。ある種の職種では全く仕事が極端に減少した。そうした人たちのことは見えていない。日銀が政府の御用機関、下請け機関と言われても仕方がない側面を露呈した。