Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ワリエワのこと、女子カーリング

 テレビのニュースは北京オリンピックのことばかり。ロシアのドーピング問題で、カミラ・ワリエワの話題が止まらない。もし仮に彼女がドーピングしていたとしたら、彼女を指導しているチームやコーチに責任があるだろう。世界中が注目するなか、ワリエワは正常心で滑れただろうか?彼女のスケートに対してではなく、ドーピング疑惑の注目の中で。まだ15歳。競技が終わった後、コーチは彼女に「最初に転倒した後、集中をなくしてうまく競技しなかったのはなぜか説明して」と詰め寄ったという。彼女はずっと泣き崩れていた。生涯、PTSDになるのではないかと心配する。世界中から非難轟々の中どうやって自分の人生を見つめていくのだろうか。国家が偉大な人物を作りあげるかもしれないが、一人の人間を叩き潰すこともできる。スポーツを利用して国家や政治を持ち込むオリンピックには嫌な気分にさせられるが、個々人の選手が発揮する技術や才能には感動がある。

 昨夜女子カーリングは日本とスイスの試合を観た。前の対戦ではスイスに8対4で日本は負けて、日本チームは試合から敗退したと思っていたが、スウェーデンが韓国に勝ったので準決勝進出を知って、大粒の涙がよろこびに変わっていた。そして昨晩の対戦では、最初からチーム内で楽しそうにコミュニケーションをとり、終始笑顔で戦っていた。それが勝利に導いたのだろう。すごい頭脳戦だと思った。解説者がカーリング用語で説明していたが、意味はほとんどわからなかったが、日本チームは解説者の予想通りの戦い方をしていたのも興味深かった。

 午後から「おとなの小学校」の「スケッチ教室」に出かけた。今日は参加者4人。先生は5月から福井県に引っ越しをされるので、4月までのお稽古になる。全く絵が描けなかった私がなんとか曲がりなりにも、どう描けばいいかわかってきた。描いたのは「弘前城と桜」。お城の細かな建物と満開の桜、それを観ている観光客たち。満開の桜は細かくて、どう色を塗っていくのだろうか。楽しみ。

 「おとなの小学校」は以前に住んでいた家の直ぐ近くにあるので、よく行っていた生協に立ち寄って、お魚や果物、お豆腐などを購入。生協前からバスに乗り、北大路でバスに乗り換えて、帰宅。