Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

大原の朝市 お雛さん

 20日(日)前日の晩に大原の朝市に行かないことにした。友人が第三回目のワクチンをうち、熱が出て一日中ベッドに横になっていたという。交差接種でモデルナ製のワクチンを打った後遺症だと。用心のために日曜の朝市はキャンセルに。私は安心して目覚ましもかけずにぐっすり寝ていた。朝6時過ぎに電話がかかり、朝市に行けるという。おお慌てで、身支度をして、いつもの6時半に出かけた。雪もなかったが、寒さは厳しかった。大原の野菜はとりたてで、特に冬の野菜は水みずしい。大根と金時人参、里芋、ごぼう、ねぎ、百合と菊。薄揚げ(230円から250円に値上げしていた。

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 大根と金時人参干し柿で、大根なますを作った。ごぼうとニンジン、竹輪、こんにゃく、えのき、カシワなどをいれていれて筑前煮も。茄子と薄揚げのたいたん。ベーコンを入れたジャーマンポテト。日曜日の朝は作り置き料理を作るのが定番となってきた。

 午前中は女子カーリングをみた。イギリスは強かったが、日本もよく戦った。結果はイギリスが金、日本は銀。女子カーリング史上初の銀メダル。平昌オリンピックでは彼女たちは銅メダルと、最近めっきり力をつけてきている。何よりもカーリングを愛して、楽しくチームでコミュニケーションを取り合い、相手にかかっていく頭脳戦を面白いと思った。それだけでもとてもよかった。異常な訓練を受け、絶対に金を取ることが至上命令というのは観ていても痛ましい。

 高梨沙羅さんたちの「服装検査」の異常さがまだ問題になっている。何を基準とし、どのような姿勢で、何を図るのかを統一すべきだと多くが不満に思っていることがわかった。誰にも納得いくような国際基準での測定や検査が絶対必要だろう。

 毎年出しているお雛様を玄関に飾った。50年前に作った木目込みのお雛様。当時大津市膳所公園団地に住んでいて、近所に公民館であった木目込人形・押し絵の講習会に参加して作ったもの。地域社会に馴染もうとしていた頃の思い出の作品。神戸から離れて、初めての新しい土地で生活していた頃のこと。お喋りをしながら、作品を作る作業は楽しかった。そこで知り合った年配の方に、娘を預かってもらって、非常勤講師の仕事をすることもできた。

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午後から娘が二人の孫を連れて京都に来てくれた。重たいもの買い物ができた。孫たちも春休みになり、アルバイトもなく、オミクロンの急感染拡大で自宅に閉じこもっているそうだ。久しぶりに京都にきて、買い物をしたり、お茶を飲んだりとこれまでしていたことを久しぶりにやれて、大喜び。下の孫は自動車教習所に通い、運転免許証を取得のためにかよっている。とても楽しいそうだ。どんな小さなことでも、非日常の出来事は楽しい。色々と学ぶことが多い若い人たちにとって、今は多くのことが制限されていてかわいそうだと思う。その中でも何かを見つけて欲しいと思う。

 ワクチン三回目の接種が遅いと言うことが議論になっている。岸田首相は「一日100万回」と言いながら、ワクチン接種が遅れていることをどう考えるのかと江田憲司氏から衆院予算委員会で追及された。だが、彼の答弁は「できるだけ多くの人が摂取できるように努力している」。他国でも第三回接種は進んでいないとも言う。日本は努力していると言うが、日本でのワクチン接種が遅れていることの理由にはならない。自宅療養者は全国で57万人。自主申告制なので、申告しない人も大勢いるが、自宅待機者が急変しても受け入れ先がないことは、医療崩壊を意味しているのではないかと江田氏は政府に突きつけたが、岸田首相は、前首相と同じく、官僚が書いた文章を読み上げるだけで、全く魅力ないし、聞く気にならない。不幸なことだ。