Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

12月14日 お習字のおけいこ

14日(火)午前中はこれまで30年来作っているメガネ屋さんにでかけた。メガネがよく曇ったり、表面に傷もたくさんついているので、メガネを新調することにした。近くの手元の文字を読むのにはメガネがないほうがよく見える。だが、机の前に置いているコンピュータは少し手元から距離があるので、メガネをかけなければ、よく読めない。家の中で動き回るのには、メガネがなくてもいい。白内障の手術をしたので、手元や近くはよく見えるようになった。ありがたいことだ。眼の検査をすれば、微妙に焦点が合わなくなったり、見え具合が悪くなっていた。

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 午後からはお習字の教室にでかけた。「「奄宅曲阜 微旦孰營」 (えんたくきょくふ びたんじゅくえい」の後半部を書いた。意味は、「周公旦は武王を助けて殷の王を討った功で曲阜(きょくふ)に居館を構えた。周公旦がいなければ誰がこの地を治めただろうか。」日本の漢字と微妙に違っているところが面白い。

   教室に通っている人は10人ほどいるが、それぞれにお手本が違う。誰かと比較することもなく、一枚の半紙に向き合うのは自分とだけというのも、いい気分転換になる。

 帰路、大丸に立ち寄り、松栄堂のお香(ローズ)の徳用箱(120本)を購入。先日購入したのは30本入りなので、すぐになくなってしまう。毎朝お掃除の合間に玄関、トイレ、寝室、リビングルーム、洗面台のところでお香を焚いているので予備に買っておこうと思った。但書きを読んでいるとあまり毎日同じお香を焚いていると、匂いが薄らぐので、毎日ではなく、ときどきに焚くようにと書いてあった。そうしてみようと思う。

 「報道1930」を観た。「激化する米中対立と自衛隊」が議論。台湾、尖閣諸島を意識して、日本は沖縄、宮古島石垣島などに、日本政府は着々とミサイル部隊配備計画を進めている場面が写し出された。着々と軍事基地を準備していることを知った。安倍政権時に「集団的自衛権」の行使を可能にした。米国が攻撃を受けたときに、日本の自衛隊が一緒に反撃できるようにするというものだ。安倍氏は森友、加計問題、「桜をみる会」等などの悪事を働き、議論をそこに集中させながら、「私は関わっていない」と嘯きながら、実は日本を軍事計画、戦争参加への道を着々と作っていたのだった。

 石垣市では2019年には自衛隊が入ってきて、住民をどう避難させるかシュミレーションを行なっていた。全島避難させるのに、約1ヶ月で行うという。住民たちへの説明もなく、住民たちを置き去りにして、戦争への道を作っているのだった。先日観た「日本沈没」の戦争バージョンだと思った。安倍政権のときに、自衛隊が戦争に出動できる体制が出来上がっていた。今日、台湾主催のオンライン・イベントの参加した安部晋三氏は、「中国に対し「隣国への挑発は控えるべきだ」と英語で発言し、逆に中国を挑発した。安倍氏は無責任で物騒で危険な発言をする。戦争への道を切り拓いたことで、まるで英雄であるかのような態度だ。「報道1930」の最後の発言、石井暁氏(共同通信編集委員)はこういった。「南西諸島を絶対に戦場にしてはいけないと強く思います。住民を守るために、基地の撤去も一つの考え方だと思います」。どれだけの人にこの状況が伝わっているのだろうか。