Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

12月7日 中村哲さんの憲法観

 中村哲さんはこう言った。「憲法は我々の理想です。理想は守るものじゃない。実行すべきもの。この国は憲法を常にないがしろにしてきた。インド洋やイラクへの自衛隊派遣・・・国益のために武力行使もやむなし、そうれが正常な国家と政治家は言う。私箱の国に言いたい。憲法を実行せよ、と」

 自民党政権が主張する憲法を改悪案は、自民党のホームページから、引用すると以下のようにまとめている。
国民主権基本的人権の尊重、平和主義の三つの原理は継承
②わが国は、日本国の元首であり、日本国および日本国民統合の象徴である天皇陛下を戴く国家であることを規定
③国旗は日章旗、国歌は君が代とする
④平和主義は継承しつつ、自衛権の発動を妨げないこと、国防軍を保持することを明記
⑤家族の尊重、環境保全の責務、犯罪被害者への配慮を新設
⑥武力攻撃や大規模自然災害に対応した緊急事態条項を新設
憲法改正の発議要件を衆参それぞれの過半数に緩和

要は、自衛隊国防軍にして、いつでも戦争ができる体制を作ることである。それに天皇制度を持ち出す。そして簡単に憲法を改悪する決議ができるように、⑦にあるように、今の1/3から過半数に変更して安易に憲法改正できるようにしようとする。安倍首相の戦略に載ってはいけない。政治を私物化し、お友達内閣で自らを守り通そうとする安倍首相の欺瞞と薄っぺらな政治認識に騙されてはいけないとおもう。