Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月23日 横浜市長選に思う

 政治家たちは、自身の政治生命が一番気になるようだ。コロナ感染症が拡大していることには目をつぶって、すき勝手なことをする。横浜市長選で、菅首相が支持していた小此木八郎氏は惨敗した。IRの是非を巡っても、横浜市民の選択は正しいし、自民党政府のコロナ対策への批判、菅首相への批判として、はっきりと結果がでた。自民党内や菅首相周辺ではかなりの動揺があるようだ。五輪開催も逆風となった。菅首相の誤算だった。NNNと読売新聞の次期首相の世論調査では、菅首相はわずか3%しかない。いまの政権支持率もどんどん落ちている。

 「報道1930」をみた。今日のコロナ感染者数は東京では2447人。大阪は1558人。誰もが今日の数字は、検査数が少ないので、決して減少傾向を示すものではないと厳しい。楽観視できないという。ほとんどが自宅待機をして、医療処置をしてもらえない人が全国で増えている。とくに、東京では入院できない人がどんどん、増えていて、もうすぐ4万人になるという。酸素ステーションを作っているが、根本的コロナ対策にはなっていない。

 東京都は厚生省と一体となって、すべての医療機関にコロナ患者を受け入れるように要請したという。従わない病院に対しては、世間に公表すると脅しをかけている。眼科医がコロナ患者を見れるようなシステムにはなっていない。私が通っている医院は入院設備はない。いわば「野戦病院」的な仮設の入院設備を早急に作ることはなぜしないのか。どこの国でもそうした措置をとっている。五輪ありきで、日本のイメージを悪くしたくなかったのか。国民の命よりは五輪を大事にしてきた結果だ。

 田崎史郎氏でさえ、横浜市長戦での小此木氏の敗北は菅首相の敗北だと断言した。しかし、立憲民主党が推薦し、共産党社会党などと共闘したことで、無名の山中竹春氏が勝利したことは、立憲の政策を支持したわけではないと言った。だが、最近の衆参補欠選挙や各地での選挙では立憲中心の野党連合がすべて勝利している。この傾向は多くの国民の支持表明ではないのだろうか。いくら田崎氏が自民党のスポークスマンを自認しようとも、国民の自民党政治への批判だと受け取るのがジャーナリストとしての普通の見方だろうに。

f:id:mwenge:20200827131936j:plain

 ちょうど一年前、コロナ禍で断捨離をしながら、使い勝手がいいように食器を並べ替えていた。丸一年経つが、今もかわりなくキープできている。コロナ禍で生活に変化がないからか?最小限必要なものだけの簡素な生活にあこがれる。第二弾の断捨離はどこから手をつけようか。一年間使わないできたものもたくさんあるのだが。。。