多くの企業がお盆休みに入った。一般的には13日から16日までの４連休。8月11日の「山の日」は8月8日の日曜日に移動し、そのために9日が休日になった。オリンピックを理由にカレンダーが勝手に変えられているので、何が何だかわからないが、私たち高齢者にとっては休日であろうと、普通の日であろうと変わりはない。ただ、連休だと人の動きがあるので、外出はさけなければと思うだけだ。
東京都の小池知事の「ご自分の命はご自分で守ってください」という突き放した言い方はあまりにもひどいと思った。「お盆で、帰省については、先方へのさまざまな影響が及ばないように、まず中止をしていただくようにお願いします」とも言った。お盆休みの移動は昨日、今日に決めたわけではなく、オリンピック開催が決定された頃から、だれもが予定を建てていたはずだ。高齢者はすでにワクチンを打っているので、若い人たちも安心して帰省を考えているのかもしれない。「制御不能」の状況に陥ったというが、オリンピックとの関係はどうなのかは一切ふれない。実際にはオリンピックの警備にあたっていた全国の警察官に多くの陽性者がでている。それぞれの地域に帰って。染拡大をもたらした要因の一つではある。
だが、政府や自治体の長は、人流をおさせること、その責任は個々人にあると責任転嫁し、何の措置もとらない。医療崩壊のふちで、「自宅待機」を個人に押しつけてくる。何の対策も、何の知恵もださない。すべて「自己責任」にしている。戦争時に負傷した人や亡くなった人たちをケアしないのと同じだ。「「戦争」だからしかたない」と。ワクチン接種を積極的にすすめないで、すべて「自己責任」ですまそうとする。
昨日の夕方にパンを焼いた。パン焼き器でパンの種だけを作り、干しぶどうを練り込んだのと、チーズを練り込んだのを作った。しばらく再発酵をさせてから、180度の温度で20分オーブンに入れて焼いた。こんな気分転換しかできない。パンは朝食でいただいた。美味しかった。
お昼はスパゲッチを作った。スパゲッチはカロリーが高いのであまり食べない。三輪のそうめんか、稲庭うどんが定番だが、久しぶりにスパゲッチを作った。ナポリタンのシンプルなものだが、プランターのかいわれ大根が役にたった。先週のゆりが咲き始めた。
