Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月12日 バッハ氏は「金食い虫」、コロナ感染拡大とまらない

 台風の影響か、今朝から小雨がつづき、雲がかなり厚く山の頂を覆い隠している。洗濯物は風呂場に干して、乾燥する。娘の家にある枇杷の木に毎年たくさん実ができる。とてもおいしいので、わざわざお店で買うことはない。1ヶ月ほど前に、その枇杷の種を割って中にある種をしばらくティッシュに包んで、水につけておいた。根がでてきたので、小さな植木鉢に入れてみた。それがようやく葉を出してきた。成功したのは半分ほど。枇杷の木は大きくなるので、大きくはせずに鉢植えで小さく育ててみようとおもう。葉っぱがかわいい。ついこの前にタネから植えたカイワレ大根が一斉に出てきた。ここ数日の雨に打たれているが、サラダやお吸い物に入れよう。

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 IOCバッハ会長が7月に広島市を訪問した際の警備費について、毎日新聞に報道されていた。バッハ会長の強い要望で広島に出かけて行ったが、その警備費を広島県広島市が379万円を折半で出したという。なぜ、バッハ会長は広島にわざわざ出かけたのか。コロナ禍の中の強引な計画だった。広島県・市は東京オリンピックパラリンピック組織委側に警備費の負担を求めたが、拒否されたために、県と市がだすことになったという。あまりにもひどい話だ。広島市は公式にバッハ氏が広島に来られることを拒否したが、強引な措置のようにみえた。市民にとっても迷惑な話だ。誰のために、何のために、広島の平和記念公園を訪れて、原爆慰霊碑に献花、原爆資料館視察。バッハ氏が本当に広島に行きたければ、静かに一人で行けばいいのではないか。これまで、日本に来る機会がたくさんあった。その中で静かに行けば良いのではないか。わざわざ公式訪問にし、多額な警備費用を現地にださせた。オリンピックを食い物にし、ノーベル平和賞を意識した行動だと推測されてもしかたがない。日本のコロナ禍の中でのオリンピック開催についても、まったく無知あるいは無視していた態度にも憤りを感じる。五輪組織委員会会長の橋本聖子氏も同伴させた。このコロナ禍のなかで五輪を開催させた歴史的行事と訴えたいのか。コロナ感染拡大と五輪とはまったく関係ないと言い続けるのか。2016年にオバマ米大統領が広島訪問したときには、警備費用の地元負担はなかったという。

 さらには、オリンピック期間中に広島、長崎の記念式典があったが、原爆の犠牲者への追悼も核兵器廃絶のための声も上げることはなかった。菅首相は広島の式典では重要な部分を飛ばし読みした。政府も五輪を強引に開催してきた人たちにも何の考えも心もない。

 今日はコロナ感染者数が4989人で重症者が過去最多の218人。東京都のモニタリング会議で専門家は「かつてないほどの速度で感染拡大が進み、制御不能な状況で、災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態だ」と指摘し、「医療提供体制が深刻な機能不全に陥っている」と、極めて強い危機感を示した。京都は372人で昨日の過去最多を抜き、今日が過去最多となった。京都府知事は今日の会議で、政府に対して「緊急事態宣言」を発出してもらう考えだったが、宇治市八幡市などいくつかの市に「まんえん防止」を発令することにした。京都市だけでなく、周辺の市にも感染拡大しつつある。病床使用率もかなり上がってきたようだ。