Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2月8日 ウサギちゃんと病院、習字など

f:id:mwenge:20210209173111j:plain 7日(日)は娘と二人の孫が、自宅で飼っているうさぎを連れて我が家にやってきた。ピーターラビットにでてくるウサギで、ネザーランドワーフという種類のうさぎ。オランダ生まれの小型うさぎ。とても小さくてかわいい。サークルや持ち運び用のバッグ、トイレ、電気で温めるプレート(ウサギさん用)、おやつ、ワラを敷いた寝床、専用の水とか。夫がウサギさんをみたいということで連れてきた。

 その後、娘たちと久しぶりに外食をした。ファミレスなのでお店には大勢がきていた。間隔をとり、消毒液などもおいてあり、窓も開け、しっかりとコロナ対策をしていた。食後、ショッピングモールや大丸をぶらぶらした。若い娘たちは着るものに関心があり、あれこれと見て回った。このコロナ禍でファッション関連の企業は厳しい状況におかれいるようだ。私自身もこの一年間着るものは全く購入しなかった。むしろ潔く断捨離をすることができた。新しい洋服を欲しいと思わなかったのも、不思議な感覚だった。

 8日(月)薬がなくなったので、私一人でいつもの病院に出かけた。先月に血液検査をした結果を先生からお聞きすることができた。何一つ問題がないとの褒め言葉をいただいた。この調子で食事や運動に気をつけていこうと心した。

 9日(火)オリンピック組織委員会の会長森喜朗氏への「女性差別」発言が大きな波紋を広げている。今日の国会にも野党の女性議員たちが、白いスーツを着たり、白バラをつけたりして抗議している。白いスーツはアメリカの議会で女性の権利を訴えるシンボルとなっている。それにならったようだ。白バラは、私にはドイツのナチに抗議した女性グループの象徴であり、特別な意味があるのだが。

 森氏の発言が国内外でこれほど大きな反響をよび、なかなか納まりがつかなくなっている。日本オリンピック委員会山下泰裕会長は、「今回の女性蔑視とも取れる発言は、いかなる種類の差別も認めないオリンピズムの根本精神に反するものであり、極めて不適切であったと改めて強調したいと思っております。森会長もこれを認めて謝罪、撤回をされています。この発言自体の是非については改めて述べる必要はないと思っております」と述べるにとどまっている。そして、「アスリートに発言を求めるのは酷だ」とも述べている。これ以上、問題を大きくしたくないようだ。

 小池東京都知事にも、さまざまなところから批判が届き、知事は困惑しているが、明言を避けている。「アフターコロナ」のオリンピック・パラリンピックから、「ウィズコロナ」のオリンピック・パラリンピックに変わってきているが、現実問題として、オリンピック開催は可能だろうか。世界中で感染拡大がつづき、いくらワクチンがあるからと言って、コロナが収束するわけではない。「ウィズコロナ」を世界中が受け入れるかどうかである。なぜ、日本のように技術や医学が進歩していると言われる国で、独自のワクチンを開発しないのか、そのための財政援助を国はしないのか。先進国でまだワクチンをしていないのは、日本だけではないのか。

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     午後からお習字の教室に出かけた。前回の後半部、漆書壁経(しっしょへきけい)を書いた。意味は、「漆で書かれた論語などの経書が、孔子の旧宅の壁中から発見された。」秦の始皇帝の時代に焚書があって、孔子の家の壁中に塗りこめて難を逃れた書物が、漢の武帝の時代に発見されたという。このわずかな文字からも、大変な歴史を感じる。