Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

6月5日 マイクロソフトと格闘つづく。夕焼けは美しい

 朝からマイクロソフトに電話をして、どうすればOffice 2019にアクセスできるかを聞いた。まる4日間、マイクロソフトにお願いをしているが、毎日毎日同じことを繰り返した。相談員が変わるたびに、同じことを説明し、同じことを繰り返す。ついに同じことを繰り返さないでほしいときっぱりいうと、今日は私の問題点から始めてくれた。ほぼ最終段階で再起動をかけたところで、コンピュータがスタックしてしまった。また一から始めなければならないと思ったが、担当者の名前も受付番号もわかっていたので、再トライを試みたが、別の人が現れた。どうしようもなくなった。時間も夕食を作らなければならないので、マイクロソフトとのやりとりはやめた。明日にしようと思った。ワードがなければ、文章を書いたり、これまでの文章を訂正したり、書き足したりするときに絶対必要だ。

 政府のコロナ感染症に関する分科会の尾身会長の発言が話題になっている。菅首相にとって、だんだん専門家分科会が重荷になってきた。それで別の会議を立ち上げ、そこに学術会議の任命をめぐって采配をふるった杉田氏が会長に選ばれている。菅政権は安倍政権時代と同じく、この杉田氏の権力を振りかざすやり方に取り込まれている。そのためか、尾身会長はこれまで政府に遠慮してあまり発言しなかったが、ようやく口を開くようになった。菅政権がうまく機能しなくなったり、コロナ感染がオリンピック期間中に拡大するようなことになれば、その責任は分科会の尾美会長に問われる。

 尾美会長自身の国会での答弁は、「これほどのパンデミック下では、オリンピックはできない。だが、やるというのであれば、どのような感染予防をしているかを具体的に説明するのが政府の役割」とはっきりと断言した。こうした状況に対して、自民党内では「尾身氏の発言をだまらせろ」という人がいるという。「オリンピックありき」の政府の姿勢に歯止めがきかない。取り返しのつかない状況になったときに、一体誰が責任をとるのか。国民やアスリート、オリンピック関係者たちを危険にさらしていいのだろうか。どんな予防策を講じているのだろうか。きちっとした説明が、政府からも、東京都からも聞こえてこない。だから、オリンピックを中止した方がいいという人たちが8割近くいる。ワクチンもスムーズにうてない、重症患者への手当てが十分でない、病床の不足、医療チームの疲弊。こうした状況の中、オリンピック・パラリンピックの開催期間中、それ以前の準備段階での、医療体制がまったく不透明ななか、どのようにしてコロナ感染を防げるのだろうか。

f:id:mwenge:20210604191748j:plain

 久しぶりに夕焼けをみた。なんだか幸せな気分になった。雨がふっても、雪がふっても、必ず太陽が現われ、沈んでいく。そして静かな安らぎがあり、また次の日がはじまる。コロナなんかに振り回されることはない。自然界はこんなに穏やかなのに、人間社会はコロナにめちゃくちゃ振り回されている。人間の知恵ではやく収束してほしい。菅首相のパフォーマンスに振り回されたくない。首相は官邸で、「どなりちらしている」という声が聞こえている。権力だけで人を動かそうとういう政治力には誰もついていかない。