Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月12日 病院へ薬をもらいに

 今朝はとても寒く、雪が一面に積もっていた。小雪が降り続けていたが、夫と一緒にいつもの病院に薬をもらいに行った。早く出かけたが、2番目だったのに、30分ほど待たされた。先の患者さんに時間がかかっていた。朝食抜きで病院に行ったので、血液検査をしてもらった。先生いわく、「コロナに感染しないようにこれからも気をつけてください」と。「はい」と私。どこにでもいるかもしれないコロナを寄せ付けない覚悟が必要。家に帰り着くまでに、2時間もかかった。遅めの朝食をとり、薬をのんだ。そしていつもの時間に昼食。

 そしてようやく机の前に座った。テレビは病床の問題を取り上げている。公立と私立の病院比率は2:8。私立の病院が協力しないと、責任を転嫁しようとする。私たちのように生活習慣病や既往症のあるものにとっては、民間の病院はとても助かる。私自身も大手の総合病院に通っていた時期があった。予約していても、1時間以上も待たされることはざらにあった。病院の先生が絶えず変わったり、言われることが違っていたり、患者には混乱させることが多くあった。それで、自分でネットで探して、家から比較的近い病院を選んだ。今通院している個人病院の先生はとても親切で、指導してくださる。

 コロナ感染者が増え過ぎて、現実には病床がたらない。医療関係者からの悲鳴に政府はどう応えるのか、そのあたりの方策がまったくない。「飲食店」を悪者にし、若い人たちの行動に苦言を呈している。そんなことよりも、感染した患者さんが、自宅待機させられている状況こそ、なんとか打開しなければならない。ずっと前からそんなことはわかっているはずだ。看護師さんを高い給料で一時的に集めたり、自衛隊に援助をもとめたり、目先の問題だけの解決しか考えていない。

 そして、いまになって、民間の病院を非難しはじめた。公立病院を縮小し、ベッド数を減らしてきた政府の政策の失敗も素直に認めて、反省し、他の国でやっているように、早急の仮設の病床を作るべきではないか。オリンピック村の宿泊所も利用すべきではないか。ホテルだけの仮病床という安易な方策ではなく、真剣に「病床」を増やしていくべきではないのか。そこに税金を投入することには誰も文句はいわない。

 写真は今朝の雪。ベランダで凍りついていたレモンの挿木とバラの挿木を玄関に移動。元気を取り戻して欲しい。

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