オリンピック関係でこの4連休と、12日からのお盆休みの狭間にいつもの病院に夫と一緒にでかけた。お薬をもらっておくためだ。病院は診察が始まる前から、すでの数人の患者さんがきていた。夫も私も何の問題もなかったが、それぞれに注意しないといけないことはいくつかある。夫は塩分を抑えなければならない。私は糖類の摂取をしなように。診察が終わったあとも、薬局では大勢が薬を受け取るのに待っていた。夏があっという間に過ぎているが、誰もがコロナ感染が不安な気持ちで暮らしている。今日から高校野球が甲子園で無観客で始まった。コロナ感染が拡大しなければいいのだが。
自宅から病院まではバスを乗り換えて、7つ先のバス停までだが、帰りは薬局で薬を受け取り、散歩のつもりで、生協まで歩いて行き、卵や牛乳、お肉、果物、お昼のお弁当などを購入した。果物がかさばり、二人のリュックがいっぱいになった。生協に一番近い賀茂川中学校前のバス停まで歩いた。そこから三つ先のバス停が家の前。病院に出かけることだけでも、すごくエネルギーがいる。
アメリカの友人からFacebookにメッセージが送られてきた。「Remember Hiroshima and Nagasaki!」とてもわかりやすいメッセージだ。日本は世界で初めての原爆の被害国となったこと、核兵器禁止条約に多くの国が批准しているが、なぜ、日本はその先頭にたたないのか疑問に思っている。
コロナ感染者数は東京で2612人。ちょうど一年前は197人だったが、全国が自粛し、お盆の「里帰り」も「夏休み旅行」を控えた。だが、今年は感染者数が拡大しているが、誰も政府や自治体の長の声を聞かない。なぜそうなったか、国も自治体の長は真剣に考えなければならないのではないか。
福井県では体育館に100床の簡易ベッドを設置して、コロナ感染者を受け入れる準備をしたという報道があった。中国でも他の国でも仮設の病床を準備してコロナ患者に対応した。倉持先生も駐車場に仮設の病床を建てて対応している。なぜ、日本政府は病床を増やすために、こうした事例を参考にしないのか。すぐにできるだろうに、なぜ「自宅療養」を主張するのだろうか。イギリスの事例を持ち出すが、イギリスは病院の8割までが公共の病院であり、それぞれの地域にたくさんの病院があり、「自宅療養」でも診察や観察やら治療などを受けられている。日本は「自宅療養」は「患者放置」だ。何の手当ても受けられない。重症化してはじめて、診察が受けられる。しかも「自宅療養」か入院かは、すべて医者ではない、自治体の保健所に務める公務員が決めている。このシステムもおかしくはないか。
11日(水)一日中家の中にいた。、ルーティンの家事をこなすだけでも、結構時間がかかる。これまでだと、意識的にさっさとやってのけて、次にやらなければならないことにとりかかっていた。ところが、この1年半近くの暮らしの変化の中で、家事が中心軸になり、植木や花たちの成長を見守り、余裕ができた時間を趣味と自分のために使っている。人とのつながりを持たないで、自分の世界だけで暮らしていていいのだろうかと思うことがしばしばある。
コロナ感染者数は、大阪で過去最多の1490人になった。兵庫は608人で過去2番目に多い。京都は過去最多の341人。滋賀県は162人で過去最多、奈良では138人で過去最多。関西では過去最多で急増がつづいている。なぜこうも感染が拡大しているのだろうか。原因はなにか?本気で対策を考えてほしい。「不要不急」の自粛と、飲食店の酒提供禁止では何の対策にもなっていないことを政府は早く気づいてほしい。
ムクゲとバラ。この時期には嬉しいお花。