Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

11月30日 アベノマスクはどれだけ役にたったのか?

 アベノマスクについて国会で質疑応答があった。立憲民主党古賀之士氏からの質問に、田村厚生労働大臣が答えた。「感謝やお礼の声もあり、一定の効果はあった」とし、約260億円をかけ、一億2千万枚を配布したという。誰がみても、あまり効果が無かった無駄使いだった。「マスクを配れば感謝されますよ」と言われて、安倍前首相はマスク配布を実施したが、評判の悪さを思い知った。

 当時安倍前首相はずっと「アベノマスク」にこだわり続けて、公務の間つけていた。だが、他の閣僚たちは誰一人つけていなかった。我が家でも2枚もらったが、そのまましまっている。町ではほとんど「アベノマスク」をつけている人はみたことがなかった。ほとんどの家庭で2枚では足りなかった。無駄なお金の使い方だったと思う。医療機関で医療用のマスクが足らないと言われていたが、そうしたところへの支援がゆき届かなかったのは、なぜなのだろうか。

 Go To キャンペーンが来年の5月の連休まで延長されるという。経済を回すことも大事かもしれないが、コロナ感染症の拡大が恐ろしい。政府はコロナ感染症などお構いなしなのだろうか。「アベノマスク」で一定の効果があったと言うほどのバカな政府だ。菅首相は、「Go To キャンペーンとコロナ感染症拡大との因果関係のエビデンスがない」と言い放ち、何の対策もとらず、相変わらず「手洗い、マスク、三密をさける」といいつづける。専門家委員の方は、もう個人の努力の段階はすぎたという。ここ毎日、感染者が増え、さらに重症者の数が増え続けている。政府が休業要請をすれば、財政的保証が必要となる。東京と政府との間でも確執がそれを語っている。だが、そんなことをしている場合ではない。ついついこんな風にボヤいてしまう。

 いつも出かけるスーパに、大きなおいしそうなトマトがあった。いつものように湯むきをして、味醤油につけておいた。トマトの皮がないので、やわらかく、しかも少し味がついているので、ぺろっと食べられる。しかもざっくり切っているので、つけあわせに便利。

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