Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

コロナ対応、「安倍のマスク」

コロナ感染拡大が止まらない。東京では1万6538人で過去最多。自宅で療養する人が4万人を超える状況となってる。そこで東京都は50歳未満で、無症状と軽症の患者は、自分で健康観察をし、体調不良となった場合に連絡するように変更した。検査キットも足らず、自分で健康管理をしろと言われても不安がある。こうなることは5波のときからも予想されたが、その対策をとってこなかった。そして患者にまるなげ。国民は政府や自治体に振り回されている。

 「報道1930」に岸田首相がゲストで出演していた。抗原検査キットが不足していることに対して、政府は準備しているという。検査キットは十分にあるが、一般の検査キットが買い占められたこと、メーカーに対して、キットの増産体制を資金提供を行うことですすめていると言った。どの問題についても、「すべてうまくいっている」とか、「議論をしてすすめていく」という「そつのない」答えしか返ってこなかった。

 「安倍のマスク」の件で、在庫のマスクを廃棄ではなく希望者に配布することになっている。安倍晋三氏は派閥の会合で「2億8000枚の希望があった」と報告し、「在庫は7900万枚しかないので、量を区切って、配ることになる。もっと早くやっておけばよかった」と述べた。保管費用が6億、廃棄に6000万円がかかるという状況を生み出したのは、安倍元首相の愚策の結果だという反省はない。先日も布製のマスクは、感染予防にならないので、不織布のマスクをするようにと、政府は呼びかけているのに。