Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月26日 久しぶりに京都駅まで

1週間が早くも過ぎた。もう土曜日になった。4月に政府から国民に配布された「アベノマスク」について、業者に発注した枚数と単価が開示されなかったのは、不当だとして神戸学院大学の上脇博之氏が国に対して、開示を求める訴訟を大阪地裁に起こすという。黒塗りの資料しか示されなかったことに対してである。

 また河井夫妻への政治資金が1億5000万円支給されたことも不透明だ。安倍政権がやってきたことは、なにもやましいことがなければ、公明正大に資料を出して、明らかにすればいいが、そうにはならない。黒塗りが大流行り。私が勤務中は、「公金は一円たりとも、不正があってはならない。」といわれ続けられてきた。10円の計算間違いのために、何度も判子を押したことがある。

 菅政権は安倍政権と同様に黒塗り行政を貫くつもりだ。ひどくないですか。独裁国家を作ろうとしているのですか。

 中曽根康弘元総理の内閣と自民党による合同葬に一般会計予備費から9600万円を支出することを決定したと、産経新聞で報道された。なんということだ。高輪のグランドプリンスホテル新高輪で10月17日に実施されるという。この予備費はコロナ対策費として計上され、いちいち国会の承認をえなくてもすむ必要経費だったのではないか。蜜を嫌い、葬儀などの人が集まる場をさける傾向が強まる中、なんでこんなことに、莫大な国家予算を使うのか、あまりにも非常識すぎる。

 コロナ禍で非正規雇用者の解雇は日常茶飯事化し、多くの人たちの生活が困窮している。そうしたところにもっと支援が届くべきで、やれGo To Eat, Go To Travel, Go to 商店街などの陳腐なキャンペーンに生活に困っていない人たちを乗せている。経済的余裕のある人にむけてのキャンペーンでコロナ感染症を抑えることができるのだろうか。やっていることがあまりにも陳腐すぎる。

 今日の午後、娘と孫と京都駅で待ち合わせた。私にとっては生活圏から少し離れた京都駅まででかけるのは、本当に久しぶりだった。お墓参りにでかけた以外、6ヶ月ぶりのことだった。伊勢丹内をぶらぶらした。特別に買い物はないが、あれこれ商品をみているだけで楽しくなった。マスクを付けていない人は入店お断りの張り紙があった。伊勢丹の中に入っている東洋亭で私はコーヒを飲んだ。孫はピザ、娘はケーキを食べていたが。

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 いつもよく行くお店で久留米かすりの端切れを購入。何を作ろうかと思う。楽しみが増えた。京都外国語大学の生涯教育が提供するフランス語の授業の帰りに、伊勢丹の地下でよくお野菜と魚を買って帰った。野菜は京都八百一のもの、魚は魚樽さんが取り扱っている。安心して購入できる。ほっけ、きんき、かますの干物を買う。

  家の前でバスを降りると、雨が降り出した。バス停がマンションの前に移動したので、濡れずにすんだ。