Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月18日 暑さが増すなかで雑感

 このコロナ禍が与えた影響は大きい。思考が停止したような状況が蔓延しているような気がする。家の中に閉じこもり、社会とまったく関わらない生活がこんなに長く続くと、社会がどうなっているのかも、どうなっていくのかもわからなくなる。テレビや新聞からのニュースだけに振り回されているような気がする。こうして社会から無関心になっていく怖さがある。

 社会が変わるには、野党に期待するしかないが、立憲民主党と国民民主党が合流の瀬戸際でもめている。もともとは民主党を分裂させ、小池百合子氏に裏切られ、自民党を倒せなかった。社会を変えることができなかった。その張本人である前原誠司氏は立憲民主党との合流には反対だ。前原氏は京都左京区出身なので、ある時期期待したことがあるだけに、情けない気持ちになった。

 京都出身の福山哲郎氏が立憲民主党内で頑張っている。前原氏とはともに松下政経塾で学び、ともに同じ会派で活動してきたが、こうも歩む道が違ってきた。誰に選ばれた政治家なのか、誰とともに歩む政治家なのかという最も基本的な足場を忘れてはいないか。自己の利益のみに走る政治家はいらない。

 Go To キャンペーンの勧誘メールがたくさん来るようになった。政府が後押ししているキャンペーンだとはいえ、いま旅行にいく気にならない。旅行業者や交通機関、ホテル・旅館、飲食店などが、コロナ禍で大変だということはわかるが、こういうところへ政府は財政的支援をして、旅行する人に財政的支援をしなくてもいいのではないか。大体旅行などに行けるのは裕福層であり、3月から職を失った人たちは生活に困っているし、一回限りの10万円の支援金だけでは何の助けにもならない。

 安倍政権のコロナ対策はことごとく間違っている。安倍首相はいくら健康を損ねているからと言っても、国会もひらかず、医療体制を整備することもせず、コロナに対しても無策では、誰も支持しない。

 写真は、メキシコ花柳という花だそうです。可憐で健気に咲いています。加茂川沿は真夏です。

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