Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

筋トレジムに 「敬老乗車券」 パリの街でパラリンピック開会式 フランスの政治は?

28日(水)午前中は整形外科で理学療法を受けた。腰の痛みはだいぶとれてきた。今週初めの月曜日26日から毎日三日連続で午後に筋トレジム・カーブスに出かけた。毎日、雨が途中で降り出したが、濡れることはなかった。一旦バスに乗ると、ターミナルまで行き、地下で繋がっている地下鉄で一駅北山まで乗る。カーブスは駅の横にある。帰りも、バス停の前に家があるので、傘がなくてもほとんど濡れることはない。ありがたいことだ。京都市は、市バスと地下鉄の「敬老乗車証」が毎年発行される。この三年間に5000円から10000円、さらに15000円に値上がりした。赤字財政を理由の値上がりだった。だが、京都市は過去最大の黒字財政に転じたが、「敬老乗車券」を値下げるつもりはないと市長は言った。市役所改修の折りには、500万円もするエレベータのドアを漆塗りにしたり、茶室を作るなど、市民の目から何とも理解できない無駄遣いをしてきた。そして市民には市政の「財産破綻」を脅しに使って、市民税を値上げしたり、敬老乗車証の値上げをしたりして、自らは贅沢三昧とは、何とも理解できない。

 パリでは午後8時にパラリンピックの開会式が行われた。日本時間では真夜中なので、録画しておいた。シャンゼリゼ通りを通り、コンコルド広場で行われた。すでに終わったオリンピックのさまざまな競技の会場にもなった場所だ。4400人の選手、167の参加国。夜空にさまざまな光が浮かびあがり、舞台ではダンスで「新しいスポーツ」を表現した。光をもちいて、幻想的な芸術表現に変えていた。南アフリカ出身の片足を失い、杖を使うムーサ・モサのダンスは、素晴らしかった。何よりも、6万5000人を収容できる野外ステージをコンコルド広場に作ったことだ。1789年のフランス革命を象徴する「革命広場」として人びとの記憶を紡いでいる。広場の中央にあるオベリスクはエジプトのルクソール神殿のもので1836年に寄贈されたもの。こうした歴史ある広場に世界中の人びとが集っている。そして最後のフィナーレは点火。コンコルド広場を出て、隣接するチュイルリー宮殿に向かう。遠くにはエッフェル塔も夜空に浮かび上がっている。パリの街全体が芸術作品であるかのように見える。点火された気球は空に浮かび上がった。3時間にわたる開会式の模様を29日(木)の午後に見入ってしまった。フランス語を勉強していなかったら、観なかったかもしれない。

 フランスの政治も気になる。マクロン大統領は、突然6月に議会を解散して、総選挙をした。結果はマクロン大統領を支持する政党が第二政党に下野したが、何とか極右勢力を食い止めた。だが、第一党の左派連合「新民衆戦線」は、極左「不服従のフランス(LFI)」と左派「社会党」との間でを統括できずにいる。ごく最近にはマクロン大統領は、左派連合が推薦した人を首相にすることを拒否した。マクロン大統領を弾劾することも論じられているようだが、フランスの政治はどうなるのだろうか。オリンピック、パラリンピックを無事終えるまでは、内閣の組閣を先送りにしているが、今後どうなるのだろうか。

 オリーブの木は毎年大きく成長するので、高さを2メートルまでに制限している。オリーブに実がつくようになったが、その食べ方を知らない。オリーブの実は購入して食べることはあるが。レモンは今年もうまく成長している。