Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

オンライン読書会、WBCの余韻 フランスの年金支給年齢は

24日(金)気がついたら金曜日になっていた。金曜日の午前中は、オンラインでフランス語の小説を読んでいる。7人が参加。内容はあまり進展もない。20世直前の時代で、主人公は徴兵され、軍事訓練を受けるというよりは、当時の鉄道敷設作業に従事。休暇をもらうが、行くあてもなく、兄姉の元を訪ねるが、それほど歓迎されない。孤独が身に染みる。孤独と闘いながら、自分の居場所を探しつづける。軍隊での生活は、事なかれ主義を通す。まだ3分の1までしか進んでいない。先はどうなることやら。

 WBCは楽しかった。面白かった。久しぶりに野球観戦に集中できた。日本は全戦勝利した。どの試合も日本のレベルの高さを世界に示した。よかった。昨日にチャーター機で帰国した。成田空港で侍ジャバンを迎える人たちでごったがえしていた。毎日毎日同じ場面をテレビ画面で流し、他にニュースがないかのように、どのチャンネルも「侍ジャパン」ばかり。

 この間、岸田首相はウクライナに行き、ゼレンスキー大統領と面会した。その行き方があまりにもものものしかった。アメリカのバイデン大統領と同じく、まるでお忍び列車での移動だった。戦場地に訪れるのは、日本国としての立場を示すことになる。ウクライナ側を財政的に支援することになったが、こんな重要なことを国会も通さず、勝手に決めることができるのだろうか。私は支援に反対しているわけではないが。。。岸田首相は地元の名産「必勝しゃもじ」を贈ったことも、国会で問題になった。

 フランスでは年金支給は現在62歳からを、64歳からにすることにした。長年検討してきたが、いよいよ政府は年金改革法案を強行採決をした。するとフランス全土で100万人がデモをして政府に抗議している。昨夜、マクロン大統領がこの件に関して、長時間にわたって説明をした。フランス国民に向けて、同時発信をしていたので、私はYou Tube で見ることができた。フランス語が十分に理解できないので、内容はよくわからなかったが、ル・モンド紙に書かれている通りの状況説明があったのだろう。ヨーロッパの多くの国が年金支給者の年齢は、64歳、65歳に引き揚げられていて、フランスのように62歳は、ほぼない。寿命も延びたことからも、フランス国の財政状況とも関連して年金改革が必要になったるだと思う。私がすごいと思うのは、フランス国民が、自らの声をあげることができるのがすばらしいと思った。そして、マクロン大統領は自分の言葉で堂々と説明している。日本のように、誰かが原稿を書き、首相はそれを棒読みするというのではない。問題は、政府が下院での審議を打ち切り、強行採決したことに国民は怒りを爆発させたようだ。この強行採決憲法で認められているという。この問題をフランスはどう処理していくのかを注視したい。

 今週は2日も雨が降った。そのお陰で桜があちこちで開花した。かと思うと、一気に咲いた。桜の花はかわいくて、華やかだ。誰もが好きになる。新しい生活の始まりを告げてくれているようだ。

 午後から、筋トレジム・カーブスに出かけた。3月に入って、今日で2回目。なかなかジムに行けなかったが、足、腕、胴体、胸などの筋肉を動かすことで、身体が軽くなったような気がした。意識して筋肉を鍛えることが大事。