Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

気から病 マイナンバーカード? お習字のお稽古 ニューカレドニアの暴動 

23日(木)いつもの病院に行った。特に変わったことはないが、1月に救急車で運ばれ、一週間ほど入院した。一時的なもので、問題なしとなったが、精神的に大きなショックを受けた。不安感を払拭するために、精神安定剤をもらっている。外出しないといけない時などには、何となく不安になることがある。そういう時は、安定剤を飲むように処方された。先生は体験したことが、身体に記憶として残り、それが精神に不安感を与えているだけで、健康的には全く問題がないと詳しく説明してくださった。先生の言葉は、何よりも精神安定剤となった。

 薬局で薬をいただいた。その時に、今年12月で健康保険証はなくなるので、マイナンバーカードを早急に作ってくださいと言われた。命令口調だった。これってどうなのかと思った。マイナンバーカードを作っていない人に対して、保険証の代わりのものが発行されると政府は言っていたのではなかったのか。あまりにも、上からの命令のような口調だったので、何も言わずにおいたが・・・。ちょっと確かめたい。

 午後からは習字のお稽古だった。「兩疏見機 解組誰逼(リョウソケンキ カイソスイヒョク) 」の後半部を書いた。意味は、「疏広(そこう)と疏受(そじゅ)の父子は士官後身を引く時機とみて官職を辞して故郷に帰った。誰かが迫ったものでもなく、機を見ての勇退であった。」最初の文字が「解」だと知らなかった。面白い文字だとは思っていたが。先生のお手本通りに書くことに集中しているので、文字の意味は家に帰ったから、調べて知ることになる。千字文(250段落、1段は8文字で構成)今回は182段落目で、728文字を書いた。あと272文字も残っている。千字文を終えるには、あと3年はかかる。これまで、よくも書き続けてきたと思うが、千字は書きたい。

 NHKが配信するワールド・ニュース(フランス)によれば、ニューカレドニアで暴動が起こり、治安が悪化している。車で幹線道路を遮断したり、車に火をつけたりしている。ここ数年の間、ニューカレドニアは、フランスから独立するかどうかの選挙では、フランス領としてとどまることになり、独立には至っていない。こうした最中、フランスのマクロン大統領が現地入りした。どのような話し合いになるのかは、まだ報道されていないので、わからないが、暴動はおさまりつつあるという。今後の行方が注目されるが、世界中のあちこちでこのようなことが起きている。貧富の格差拡大が引き起こした社会・政治現象ではあるが、その背景に、偽情報が暴動を煽ったといわれている。SNSを使って、偽の画像(フランスの警察が独立派を殺害しているという)を拡散させて、暴動が激化したと公表されている。