Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

マイナンバーカードは本当に便利か、うまく機能するのか。 自民党は「統一教会」をどうするのか。

 マイナンバーカードに保険証を紐付けすると言う。政府は、保険証は誰でも必要になるので、これはマイナンバー化には有無をいわせないと考えたかもしれない。だが、よくよく考えると、もっともプライバシーを守りたいと思っているのが病歴や戸籍や学歴や転居などあらゆる情報が、誰でもがみれてしまう。就職などにも、一生ついてまわる。こんなものをどうして作る必要があるのだろうか。カードを無くしたり、どこかに置き忘れでもしたら大変だ。私は病院に行く時は、保険証や医療機関の受付票(歯医者、整形外科、内科、眼科、総合病院など数カ所)、お薬手帳、その他を一つの袋に入れて、病院にでかける。すべてそこに入っているので、その袋だけを持っていけばいい。だけど、カード化されると、そのカード一枚かもしれないが、いつも持ち歩く必要が出てくるかもしれない。そうすると失くしたり、置き忘れたり、盗まれたりする可能性も高まる。デジタル化カードなら、何年かに一度更新しないといけないだろう。カード読み取り機を一斉に更新しないと、役にもたたない。その費用だって莫大となる。保険証だけのデジタル化だけでも、カード読み取り機器を全部の病院や医療機関に設置しなければならない。そこはうまくできるのだろうか。不安だらけだ。政府は何を求めているのだろうか。

 今日は一日中家のなかにいた。シャンソンを聴きながら、フランス語の勉強をした。集中できるのが精神的にいい。つくづくフランスという国の歴史について全く無知だったことを思い知らされた。第三共和国時代のことが書かれていた。主人公の「私」の祖父の時代に遡って家族史が描かれているのだが、当たり前のこととして、どういう時代背景があるのかを知らないわけにはいかない。フランスの王朝時代や、フランス革命や、共和国をどうつくってきたのかとか。時代背景のなかで人びとの生活がある。

 岸田首相は「統一教会」問題を解決する方針を明らかにした。文科省に対して、宗教法人に対して「質問権」を行使するという。その部署を担う文科省の職員はわずか8人しかいないという。そこで専門家委員会を設けて、どうやっていくかを考えていくという。「質問権」程度で、対応できるのだろうか。「統一教会」はどんな手を使っても、言い逃れるだろうし、政府が強硬手段で出た場合は、全部洗いざらい、安倍元首相との関係、その他の自民党議員との関係を暴露すると脅しているという。自民党を守るために「統一教会」との関係を隠して、妥協や駆け引きをしないでほしい。山極大臣の人を馬鹿にしたような答弁、次つぎと暴露されて、間抜けな答弁で許されている。麻生太郎氏は知らぬ顔をして、許されようとしている。