Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

衆議院本会議での岸田首相 チューリップと部屋ばきスリッパ

31日(水)もう1月も終わる。なんと時間が過ぎるのが早いことか。午後からは衆議院本会議で、岸田首相の施政方針演説に対する各党の代表質問があり、岸田首相が官僚が書いた文書を読み続けるだけで、「丁寧な説明」にもならず、何の解決策もなかった。とりわけ、立憲民主党が質問した、沖縄辺野古の埋め立工事強行についても、岸田首相は、なにも変えようとしない態度で、「真摯に」玉城知事や地元民と話し合いをしてきたと主張する。本当だろうかとの印象を持った。

 今日の毎日新聞は、安倍派の議員95人が過去5年間に集めた6億7654万円の寄付金を、政治資金収支報告書に記載していなかったので、それを訂正したと報じた。問題が発覚していなければ、そのまま見過ごされたのだろうか。実際に何に使ったのかを明らかにしていない。訂正ですむ問題でもない。The Japan Times にはこう書いてあった。

"Kishida faces heat from all sides over political funds scandal. ..... The prime minister finds himself in hot water not only with the main opposition party, but also with his own ruling party" 「キックバック」とか「不記載」とかで、事実を隠していく。 英語のほうは、political funds sandals と書き、「政治資金のスキャンダル」だとして、ことの本質を明らかにする。しかもその状況は岸田首相を「in hot water」の状況に追いやっているという。in hot water とは、「窮地にたたされている」。日本語は、曖昧表現が多く、物事の判断をしないのが特徴なのかと思うほどだ。

 先日購入したチューリップは、花瓶のなかでもなかなか咲かない。春が待ち遠しい。ベランダで育てているバラたちは、新しい芽をだし、わずかだが葉っぱもでてきた。「春よこい、早くこい」の気持ち。処分できないで、いつまでも袋に入っていたベストを、部屋ばきスリッパに作り直した。きれいな手刺繍がしてあったので、長い間とっておいたものだ。