Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

バラの剪定 岸田政権は? 

今日は穏やかな日で、ベランダに出ていても、それほど寒くなかったので、バラの葉っぱを全部とり、剪定と誘引をした。つるバラも葉っぱをむしりとり、ポールを換えて、誘引をした。4時間近くかかったが、綺麗になった。来春から花が咲き続けてくれることを祈る。最後に咲いていたプリンセス・ドゥ・モナコは切り花にして花瓶に。

  岸田首相が選んだ大臣や政務官などの、不適当な発言や行動が国会で問題となっている。岸田首相の任命責任があるが、本人から「自主的」に辞職を申し出るような形式をとっている。その責任が岸田首相に行かないよう、自発的な辞任を求められてきた。政治資金の不記載が指摘され辞任したのは、秋葉復興大臣。さらに「差別的発言」を繰り返した杉田水脈・総務政務官は、今日辞表を提出した。杉田氏は「LGBTの人たちは『生産性』がない」、「チマチョゴリアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」については、国会で形式的謝罪をした。ほかには、伊藤詩織さんの件で「女性はいくらでもウソをつける」や、「いいね」裁判で敗訴した。「従軍慰安婦の研究」を批判し、研究者を侮辱する発言などは、目下裁判中。杉田水脈の数々の発言は、国会議員としての資質を欠く。安倍元首相のお気に入りであったことで、総務政務官に登用されたが、「極右の思想」の持ち主であることには変わりない。安倍元首相と「旧統一教会」との関係、森友・加計問題、桜を見る会などが背景にあることを、なぜ岸田政権は問わないのだろうか。

 「報道1930」に岸田首相が登場した。30分にわたって、司会者の松原耕二氏とやりとりした。それを受けて、後藤謙次(ジャーナリスト)、高安健将(成蹊大学法学部教授)が意見を述べた。政府の意思決定に関して、これでいいのかを問うた。高安氏はイギリスの例をだして説明。選挙の時に公約として掲げて、議会の中で信が問われる。日本の場合は、有権者に無力感を与えていると。後藤氏は、安倍政権以降から、重要な問題は閣議決定で決めてきたと指摘。選挙で議論しないで、国会軽視の政治のありようが問題だとも言った。国民の多くがそう思っていても、平気で政権が重要な問題を閣議で決定していると。国民の政治不信が強い。