Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

フランス語読書会 iPadのトラブル 「安倍1強」はどうなる?

14日(木)午前中は、フランス語小説の読書会だった。不思議にも全員が参加。ちょうどよかった。私は今後は読書会に出られないこと、いままでいろいろと教えていただいたことに感謝をして、読書会を止めることを報告。もちろん、理由は私の個人的なスケジュールがあわないことにした。今日の読書会の方向性も、私にはなじまなかった。動詞の活用が条件法だとか、分詞構文だとかを得意げに語っていた。もちろんこうした基本構文が理解できなければ、本文は読めない。しかし、小説を読み進んでいくのに大事なことなのかが疑問だった。ほとんどの人たちが、それ以上の関心はない。明らかに今読んでいる箇所は、世界恐慌の直前の状況だった。農村社会で土地に根差して生きている限りは、なんとか生存できる状況だと語っているところだが、そういうコンテキストにはまったく関心がない。貧しさの象徴として、ネズミが扱われているが、読み飛ばされる。アメリ黒人文学では、たえずネズミが語られる。人間とネズミの生存競争だが、貧困の象徴であったりもする。わざわざ作者がネズミを描くことの意味を、読者は問われる。以前にも、前書きで「沈黙の樹木」が語られ、200ページを超えたところでも出てきた。作者の意図は見え見えだが、そのような作品の読み方をスルーしていく。私が感覚として持っている「読書会」のイメージがまったく違っていて、いつもフラストレーションが溜まっていくことに耐えられなくなった。語学力向上の道は孤独に努力するのみ。確実に一歩一歩が原則。原点にかえることができた。

 iPadにロックがかかり、昨夜何時間もかけて修復させた。iPadには、使用方法の説明書がないので、ネットで調べて試行錯誤で起動させるしかない。パスコードを要求してきたが、これまでからも、iPadを起動させるときには、パスコードやパスワードを設定したことがなかった。2010年の初代iPadから使用し、いまは10代だそうだ。今年8月に、ケープタウンに行く前にiPadを買い替えた。画面が美しく、速度も早くてお気に入りになった。携帯電話iPhoneMacのコンピュータとすべてが連動しているので、携帯にはiPadは機能的でいい。一旦迷路に入り込むと、使い方がわからなくなる。一番の解決策は、四条にあるApple Storeに行くことだと思ったので、気分転換のつもりで出かけた。そこへ行く途中、地下鉄の中でiPadを触っている間に幾つかのことは解決したが、お店に行った。「指認証」で、人差し指の指紋を選んだが、結構使いにくいことがわかった。親指の認証の仕方を教わった。丁寧に指紋を読み込んでいく過程をみていると、指紋がその人ひとりの独自のものだということがわかった。指や顔認証が唯一の証明にもなるのも。社会はデジタル化が進み、今後はコンピュータが使える人とそうでない人との格差が広がっていくのだろう。このデジタル社会にいつまでついていけるのか不安になった。

 帰りに筋トレジム・カーブスに行った。ながいこと休んでいたので、身体が強張っていた。運動をして、ほぐれた。よかった。

 岸田政権支持率が、17%だいに下落した。安倍派4閣僚が辞表を出した。岸田派の林芳正前外相が官房長官に。まずは、「安倍1強」の帰結で、権力が腐敗していたという人もいるが、現実に「安倍」が関わる出来事には一度も、メスが入っていない。、検察は今回の件にどこまでメスを入れるのだろうか。