Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

安倍氏と「統一教会」の関係は? デジタル化に思う

3日(土)相変わらず、「統一教会」と自民党議員との関わりが報道されているが、自民党議員への反省には繋がっていない。麻生太郎氏は過去に「勝共連合」「統一教会」と関わりがあった証拠写真などがあるが、自民党内のアンケートに答えることもしないで、口を閉ざしている。あれだけ顰蹙する言葉を発してきた人が、ダンマリでアンケートも無視するとは、なんだろうか。政府も安倍氏と「統一教会」との関わりを調べようともしない。「桜を見る会」に「統一教会」の幹部を招待しており、ビデオなどでも「統一教会」にメッセージを送り、それをみた山上が安倍氏の命を奪った。韓国で「統一教会」が安倍氏を悼む葬儀を開催している。いかに関係があったかを明らかにしているが、岸田首相は安倍氏と「統一教会」の関係を完全に封印している。なぜなのか。「国葬」実施まで待っているのだろうか。

 今日一日、自宅にいた。午後に激しい雨が降り出した。雨に気づかなかったので、窓から雨が部屋に入りこみ、絨毯を濡らしていた。一瞬のことだった。洗濯物もびしょ濡れになり、洗濯をやり直して、風呂場に干すことになった。他の地域では台風の影響を受け、洪水があちこちで起こっている。昨日は雨のために、新幹線が一時期運休した。今日は、台風11号が沖縄に接近し、大雨と停電で避難指示が出ているという。台風の通り道になっている沖縄や石垣島の人たちはいつも大変な思いをしている。年々台風被害が日本中で起こっているが、なんとか防災できないのだろうか。いつも心が痛む。

 夜のNHKのニュースで、スマホの普及率について報道があった。高知県日高村では全員がスマホを携帯して、スマホ普及率100%を目指しているとあった。自治体がKDDI他と協定を結び、スマホの使い方を指導していた。人口5000人だからできるのかもしれないが、防災や健康増進関連のアプリを入れて、地域通貨を設けて、地域経済活性化も目指すという。デジタル化が住民の健康と防災に関する情報を一斉に発信し、日常生活を守るという試みには拍手を送りたい。小規模だからできるのではなく、デジタル化というのは、こうしたことの積み重ねだ。マイナンバー化が進まないのは、国が国民を管理しようという狙いがあり、国民一人ひとりの生活を支えるというものでないからだ。本当にデジタル化をしよとするならば、自治体が持っているデジタルデータを一括管理する方法を使えば、簡単にできる。マイナンバーも国民一人ひとりに勝手に割り振りしたのは国のほうだが、すでに自治体の方にもマイナンバーは記入されている。コロナ感染者の「全数把握」か重症化リスクの高い人に限定したものかを議論しているが、政府の一貫した方針がなく、自治体の現場を混乱させている。高知県日高村のようにデジタル化を推進していれば、複雑な作業は一瞬の内に解決するのに、前近代的なやり方が医療現場をも逼迫させている。