Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ミシン絶好調 中国の台湾周辺での軍事演習 アメリカの「統一教会」

 朝から小雨が降り、蒸し暑い。こんな時は身体を動かして、何かをしているのが一番いい。夏服を着て、冷房の中にいると、腕が冷える。かと言って、夏服の下に服を 着たくはない。ユニクロの長袖のT-シャツは各色いっぱいある。紺色の長袖のT-シャツの袖を切って、切り口をミシンで塗って、ゴムを入れた。ちょうど具合よくできた。お店にはおしゃれ用にいっぱい売っているが、なかなか買う気にはならなかった。ミシンの調子がいいので、ついでに雑巾を作った。黒糸のままに縫った。縫い目が浮き上がってみえ、刺し子のようで、気分転換にもいいと思った。娘は使い捨てのロールを使っているが、私には馴染まない。雑巾が好きなので、古くなったタオルで作る。これまでは一枚のタオルを雑巾にしていたが、水を絞ったりするときには力がいるので、一枚のタオルから2枚の雑巾を作っている。薄手は使い勝手がいいし、ひどく汚れると気楽に捨てられる。

 昨日の雷雨にも耐えたバラたちは、満開を通り越していたので、切り花にして花瓶に入れた。香りがいいのが嬉しい。中国が台湾周辺で軍事演習をし、弾道ミサイルを9発発射し、日本のEEZ排他的経済水域に5発落ちたという。中国は排他的経済水域は具体的に決まっていないので、日本側に発射したとはならないと否定しているが、苦しい言い訳だが、明らかに威嚇発射であることに間違いない。中国は台湾に近い福建省浙江省の沿岸から発射している。今日本に訪問中のペロシ氏は「我々の台湾訪問に対する抗議」と声明。

 お昼の番組で朝日テレビの「大下容子ワイド・スクランブル」で、丸木位里丸木俊の共同制作「原爆の図」(丸木美術館)を取り上げていた。言葉を越えて、「原爆」の現実を歴史的に語りつぐ。ピカソが描いた「ゲルニカ」も同じだ。だが、日本では戦後には戦争状況を絵画や芸術などで表現してはいけないという検閲があったという。今では「はだしのゲン」などは貸し出し禁止や閲覧禁止などの処置をするところがでた。賛否両論があっても、歴史は継承されなければならない。

 情報ライブ「ミヤネ屋」では、独自取材の「旧統一教会」を取り上げていた。自民党山本朋広議員が「マザームーン」と連呼したかを質問しようとしたが、会議後には裏口から出て、メディアを避けたという。再度姿を現した時でも、事務所を通してくださいと繰り返し、質問には答えない。自民党山谷えり子議員は「統一教会」からは支援は一切受けていないと否定した。しかし有田芳生氏は統一教会側からの資料を公表している。そこには山谷えり子の名前がしっかりと書かれている。また、二之湯国会公安委員長は「近年被害届はない」と主張したが、事実は「検挙」がないということで、この問題を全く理解していないことを露呈した。数時間後にそれを指摘されて訂正していたが。

 「報道1930」でアメリカの政界に「統一教会」がどのように浸透し、何を狙っていたかを明らかにした。「統一教会」の元幹部だったアレン・ウッド氏が暴露した。レーガン元大統領もブッシュ元大統領も、任期終了前に韓国を訪れ、「統一教会」で演説をしている。反共主義の活動が文鮮明の自分の下に統一したいという野望があったと言った。アメリカの場合、宗教団体として入り込み、そこで彼らの主張を政治と結託して浸透させていくのが簡単だった。アメリカで一番大きな団体は全体の40%が「福音派」で、その中に「統一教会」が入り込んだ。アメリカでは宗教の自由があるので、「統一教会」をカルトとして扱っていない。今日のゲストは、木村太郎(元NHK,ジャーナリスト)と前嶋和弘(上智大学教授)。コメンテーターとして、金曜日はパトリック・ハーラン木村太郎氏の発言には引っかかるものが多々あった。誠実さを感じなかったし、自分こそが何でも知っているという態度が嫌だった。

 「人工妊娠中絶」に関して、最近アメリカの最高裁判決で女性たちが長年戦って勝ち取った「人工妊娠中絶の権利」が覆された。それは政治の力が働いた。トランプ大統領時代に最高裁の裁判官に共和党から送り込み、多数派を占めた。その結果、最高裁の判決で、「人工妊娠中絶」が禁止され、何十年も時代を逆行する結果となっている。「統一教会」の主張とも合致しているからだ。日本ではあまり問題にならないのは、戦後いち早く「人工妊娠中絶」が認められているからだ。