Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

銀行に行く、リバティのドレス出来あがる 報道ニュースは?

 下の孫が8月7日から、カナダのトロントに語学留学に行く。カナダドルを少しは持っていないと慌てるので、四条烏丸の銀行に出かけた。成田の空港でもできるが、もし外国の紙幣と換金する銀行の窓口がしまっていると慌てるので、京都で換金しておいた。娘の住む滋賀県にはそうした銀行がないので、京都で換金しておいた。私が持っていたアメリカドル、ユーロ、ポンドの現金をすでにあげた。空港などで使える外国の紙幣でどこでも通用するので、役に立つことがある。私は近々には外国には行かないと思うので。カナダドルは今1ドルが122.37円だった。今は円安なので外国に出かけるのは非常に大変だ。

 先日来作っていた服ができた。色は茶系統なのだけど、写真で撮るとグレーっぽく写っている。縫い心地はよかった。リバティの布はタナローンと呼ばれ、リバティが誇りにしている布で、多くの愛好者がいる。エチオピアにあるタナ湖の周辺でとれた綿を使って作った布で、きめ細かく、手触りもいい。そして模様は、ウィリアム・モリスの有名な「イチゴ泥棒」の小さな図柄。

 これまでリバティの布でワイシャツをいっぱい作ってきたので、このスタイルは非常に簡単で、面倒なボタンホールの処理がないのでいい。

 この洋裁用のボディは20年ほど前に購入したもの。型紙の作り方を知らないので、同じ型紙を何年も使いながら、このボディに着せて、修正しながら、作るので結構身体に馴染んだ服が作れる。時々、ボディに布を巻き付け、マチ針で止めながら、裁断することもある。普段はこのボディに服を着せて、廊下に置いているので、時々訪ねてきた人がびっくりする。

 コロナ感染者数は、全国で249,821人。京都府は6,8691人で京都市内では4,603人で、過去最多。大阪府は24,038人。コロナ「第7波」は歯止めが効かない。四条烏丸では、小さなスーツケースを持った人たちが大勢いて、いつもよりも人出があるような気がした。北大路から自宅まで乗る「京都産業大学行きの」バスは、学生で混んでいた。おそらく前期の試験期間中か。

 「報道1930」では、アメリカの下院議長ペロシ氏が台湾に入ったので、中国が憤りをあらわにしたと伝えた。中国側は、ペロシ氏が台湾を出た後、台湾を包囲して軍事演習を行ない、台湾を封鎖すると明らかにしているという。中国の威力を世界に見せつけるためのようだ。台湾への威圧は言うまでもないと。

 臨時国会が始まったので、当然「旧統一教会」の問題がが取り上げられるだろう。安倍元首相の秘書官だった井上義行参議院議員は「旧統一教会」の力によって選挙で当選したが、彼の言い分は「統一教会」からではなく「世界平和統一家庭連合」からの支援を受けたと言った。このように「組織の改名」がうまく利用されている。そのことを井上氏は知らないとすれば、無知そのものか、悪意ある弁明だ。石破茂氏が今日の番組に出演していて、彼も旧統一教会から献金を得ていた。彼の言い分は曖昧で、自民党内で事実を明らかにすることにはやや消極的な対応だった。

 立憲民主党長妻昭氏と、共産党小池晃氏が出ていた。「旧統一教会」の名称変更は、18年間できなかったが、2015年下村文科大臣の時にわずかの期間で名称変更が許可された。それに対する下村氏の対応がここ数日の間に「知らない」から「聞いていたが自分が指示したものではない」と変化している。自民党としてきちっと調査する必要があるのではないかと長妻氏も小池氏も同じ意見だったが、石破氏は曖昧な返答しかできなかった。安倍氏の「国葬」についての議論があったが、国会の議論なくして、閣僚会議で決定した。その手続きでいいのだろうか。石破氏は、「国葬」について議論されることが問題だと、訳のわからないことを言った。だが、国民の納得が必要ではないかと綺麗ごとを言って、お茶を濁した。反安倍派と言われたくなかったのかと思った。

 BSフジでやっている「プライムニュース」を観た。コロナ感染症の第2類、第5類の見直しの是非について議論していた。田村憲久厚生大臣小川淳也立憲民主党議員、木村盛世氏(元厚生労働省医系技官、医師)が出ていた。木村氏はコロナ感染症の政府のやり方、医療のあり方を厳しく批判した。コロナ感染者の重症化患者は高齢者で、入院させても、家族との面会を遮断し、亡くなった場合は葬儀場でも家族を寄せ付けず、別扱いしてきた。高齢者も家族もそうしたことを望んでいるのだろうかと厳しい指摘をした。議論を聞いていて、何のために議論しているのかよくわからない。私は司会者の反町理氏の感性にあわない。田村元厚生大臣は、饒舌に意見を述べるが、では厚生大臣時代になぜやらなかったのか、疑問。今になって言ってみても何の役にもたたない。木村氏はなかなか厳しい本質的な話をしていたが、最後に望むことは、「早く脱コロナ宣言を出すべき」と言った。結局は「コロナ」を特別扱いするなという意見。

 「報道1930」と「プライムニュース」、どちらもライブなので、編集していない番組なので、真剣に向き合えるが、司会者によって、話題の取り上げ方が違うということがはっきりとわかった。テレビ番組の選択は、好きか嫌いかであると思った。