Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

突然の雷雨、コロナ感染拡大続く、旧統一教会と自民党右派勢力の合致点

 今日も一日中家で過ごした。午後からは電気系統の定期検診があった。火災が起こった場合にアラームが鳴るか、機器が古くなっていないかの点検。集合住宅なので一斉点検は必要。安心して暮らせる。午後突然激しく雨が降り出したかと思うと、雷がなっていた。雷雨。その後滋賀県に雨脚が移動したようだが、北陸や東北では大きな川が氾濫して、多くの住居を飲み込んだようだ。毎年、毎年、同じことが繰り返される。自然の前では人間はなす術がないのだろうか。科学的データに基づけば、どれくらい雨が降れば、どの川が氾濫することぐらい分析できるだろう。なぜその対策を順次取っていかないのか。テレビで流される映像から観ても、なぜ川の堤防をもっと頑丈なものにしていないのか疑問に思うことばかりだ。

 今日のコロナ感染者数が多く、京都府は「BA.5 対策強化宣言」を出した。兵庫と大阪は宣言を出さないとした。京都府は、病床使用率が切迫しているので、宣言したという。行動宣言はしないことで、コロナの第7波の歯止めになることを期待できるのだろうか。京都で商売をしている人たちは、京都に観光客がやってこない、帰省客が減少することを懸念する。政府からはその経済的補償はないので、経営が苦しくなると懸念していたが・・・全国で23万8735人の感染が発表された。大阪は22,371人。京都府は5,245人で京都市内は3.001人。依然として感染者数は多い。

 「報道1930」では、統一教会と政治家との関係が議論。紀藤正樹弁護士、古賀攻(毎日新聞専門編集委員)、山口智美(モンタナ州立大学准教授)がゲスト。旧統一教会の日本政治への「浸透」方法は、選挙応援、集票、電話作戦などであった。立候補者にとってはありがたい存在で、双方で利用してきた。

 統一教会は、“LGBTは罪”で、人間破綻、家庭破綻、子女破綻、国家破綻、世界破綻、宇宙破綻をもたらすと主張してきた。紀藤弁護士によると、統一教会創設者の文鮮明が自分がトップに立つために、こうした理屈を作ってきた。同性婚LGBTに反対する自民党右派(安倍派)は、統一教会の理念と合致したという。その典型が井上義行参議院議員の行動と発言にみられ、「同性婚」に反対を旧統一教会の集会で宣言していた。

 1998年に男女共同参画社会基本法ができ、その後2000年代に地方自治体で条例制定が進み、都城市では2004年に日本で初めて、「性別又は性的指向」を盛り込んだ条例を作ったが、2006年には「性別又は性的指向に関わらず」を削除し、「すべての人」に包括した条文に再制定された。自民党右派の働きかけによって、「選択的夫婦別姓」も法制化することができなくなった。「こども庁」も「こども家庭庁」と名称を変更し、2000年代には旧統一教会の猛烈な働きかけにより、自民党右派と結託して、男女共同参画社会の基本的考え方がバックラッシュを浴びて、後退してきた。旧統一教会自民党がずぶずぶの関係にあったことを証明するものだ。旧「統一教会」であれ、「世界平和統一家庭連合」と名称変更しようが、信者に献金を要求し、「家庭」破壊させてまで、この団体のために、悪徳商法を強要した「反社会的行動」が問題なのだ。

 そのことを自民党議員は理解できるのだろうか。