Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

バラが咲いた 「戦争に向かう」のは危険

 ベランダに置いているバラはいっぱい蕾をつけている。いつになったら咲くのかと楽しみにしているが、ようやく二輪だけが咲いた。昨年よりは少し小さいが、とても美しい。今年は剪定がうまく行ったので、一斉に咲いてくれるといい。モッコウバラは咲き終わった。あまりにも早くに一斉に咲いたと思うと、また一斉に花が終わった。

 今日のコロナ感染者数は京都市内で435人。連休中はかなり減っていたが、検査数が少なかっただけだが、今日の数字は昨日のもので、連休前の状態に戻っている。何の行動制限のないゴールデンウィーク を大勢が楽しんだ。その行動結果はコロナ感染拡大につながらなければいいのだが。まだまだ先が見えない状況が続く。

 ロシアのウクライナ侵攻を受けて、日本は防衛費を倍増し、憲法を変える動きが加速している。まことしとやかに、「日本が攻撃されたらどうするのか」「今の憲法では戦えない」と。

 MBS毎日放送報道特集」で、古賀誠さんの言葉が紹介された。古賀誠自民党元幹事長は「戦争を繰り返してはならない」「力で平和を実現することはありえない」「軍事大国になるのだけは避けなければならない」という。戦争へ向かう議論は絶対やってはならないと語った。戦争を体験していない人たちの議論は危険だと。

 しかし、安倍元総理は嬉々として、この時ばかりに「軍事力を増強し、攻撃能力を持つことを」主張する。「核シェアリング」論をも持ち出す。沖縄には戦争中から、アメリカの核ミサイル発射台が作られ、長期にわたってアメリカから、かなりの数核が持ち込まれていた。沖縄の返還時には「核の撤去」が実現した。再び「核の持ち込み」「核シェアリング」の議論が持ち上がると、一番に沖縄にそれが配置される懸念がある。核が使用されれば、沖縄全土が吹っ飛んでしまう。こうした状況へ向かう危険性を古賀誠氏は指摘する。

 岸田文雄総理は「憲法を変えるべきだ」と声高に話す。自民党参議院選挙も見据えて、「軍事力の強化」を語り始めた。阻止できるのは選挙で「ノー」をはっきり示す国民の声だけだ。それにしても嘘つきの安倍晋三氏に忖度しなければならない理由は何なのか。