Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

大雪、フランス語講座を休む、コロナ・ワクチンのブースター接種はいつのことか

 全国的に大雪。京都も雪で覆われた。今日はフランス語の授業があるが、雪の中出かけたくなく、お休みにした。雪のなか転倒するのが怖い。いろんな言い訳をして、自分に休むことへの罪悪感を遠ざけているようだ。家族は休んだほうがいいと言ってくれる。昨晩には十分に予習した。コロナ感染も怖いし、雪道の転倒も怖い。数年前に雪で凍った横断歩道で転倒し、肋骨を一本折った。治るのに一月もかかった。呼吸するのも、手を動かすのも、とても辛かった。雪の景色は美しいが、その奥で厳しい顔をしている。昨夜のニュースは東北や北陸の大雪の残酷さを紹介していた。雪かきの雪で圧死した老人の話など。車の事故など。昨日いただいてきたバラは明るい春をつげているのに、窓の外は冬。

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  今日は一日中家にいたので、アフリカ文学研究会会報の整理と目次作りをやりとげた。先月から始めていたのだが、なかなか進める気にならなかった。あちこちに散乱していたものをようやく総目次を作る作業が終わった。これまで44年間に発行してきた会報の総目次をつくった。実に多くの人たちがこの雑誌のために執筆してくれた。中にはいまでは連絡もとれなくなった人たちや、亡くなった人たちもいる。実に多くの人たちが、アフリカ文学をめぐるさまざまな状況について、研究したり、実体験を語ったりしたり、作品などから学んだりした。また、アフリカ人作家たちとの交流からもさまさまなものを学んできた。とても貴重な経験を共有してきたのは、大きな宝物だった。それを粗末にはできないと思った。国会図書館には一部入れてあるが、途中で雑誌を国会図書館に送るのをやめたので、私たちの雑誌は廃刊になったと記録されている。それではいままで執筆してきた人たちに申し訳ない。

 コロナ感染拡大がとまらない。病床の確保がむづかしくなっているが、オミクロン株の感染のスピードが速いので、多くの混乱がみられる。政府はお手上げ状況で、コロナ感染症を一般のインフルエンザ並みに扱おうと策略を練っている。このデメリットは、患者の医療費負担や、治療を受けずに重症化する患者が増える可能性もでてくるという。政府は莫大な医療費や補償金の増加を望まないために、遅々として具体策を出さないとしか思えない。「報道1930」でも議論されていたが、ワクチンの3回目の接種についても、在庫がかなりあるのに、それを使わないでいる。厚労省がそれをストップをかけているという。在庫量の不公平感が国内に広がることに対する懸念があると武見敬三自民党参議院議員は言うが、長妻昭立憲民主党議員は、委員会で早く在庫分から早急に使用して、新しくワクチンを確保する努力をすべきだと意見を出しているが、なかなか政府が動かないという。武見氏が言うように不公平感がネックになっているならば、全員に接種できる状況まで待たなければならず、それではいまの状況に対応できないのは明らかだ。いつも政府は対策が遅れるのは、決断力の欠如と責任転嫁。安倍のマスクだってそうだった。長妻氏が明らかにしたのは、いま3000万回分強の在庫があるのだから、すぐにブースター接種ができるという。今この時期に必要としているのに、それをしないのはおかしいではないかと。薬の供給に関しても同じことだ。韓国では世界で10番目にブースター接種をしている国なのに、日本は世界でもすごく遅れた国の一つになっている。その違いは何かと問うていた。日本政府は、国民の命のことなど真剣に考えていないことだけは明らかだ。