Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

10月29日 まだまだ続く「皇室」報道。海外在住の人たちの投票は?

28日(木)朝の散歩にでた。いつものコースで植物園、筋トレジム・カーブス。お天気もよかったので、植物園には多くの子供たちがきていた。近くの小学校に通う小学生たちは手にIPadを持って、お気に入りの花や木を写真にとっていた。グループで活動しているようだった。IPadがこのコロナ禍の中で教育の場や職場で定着したようだ。

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ここ数日とりかかっている作業は、アフリカ文学研究会の雑誌を合本にするために、1号から45号までの冊子を整理している。42号以降はネット上に上げているので、誰でもが閲覧できる。印刷代や通信費がかかるので、従来の方法はやめた。アフリカ文学研究会は、当初からISSN 番号を取得し、国会図書館に寄贈してきた。途中からは現実には送付していないので、この機会に合本にして寄贈する予定だ。これで資料がバラバラに拡散してしまわないで、後輩たちの研究の手がかりとなればと願っている。45年ちかく、曲がりなりにもやってこれたことを、仲間たちに感謝している。

 パリを取材した番組があった。パリの街を自転車でめぐっていた。はやくフランスに行きたい気持ちだったのか、夢の中ではパリを歩いていた。30日から娘の車で妹と一緒に高知にある母のお墓参りに行く予定だ。パリで高知行きを忘れてパリに来てしまったという夢だった。笑ってしまった。

 29日(金)フランス語の授業に出かけた。急に寒くなり、教室は暖房が入っていた。直説法前未来について学んだ。フランス語の動詞の活用の多さに驚くが、これらを学ばなければ、先に進めない。学ぶことは楽しい。

お昼に家に帰ってきてからテレビにスイッチをいれると、あいも変わらず、「真子さん問題」をやっていた。皇室ジャーナリストの近重幸哉さんは、真子さんから週刊誌での報道がひどかったことを指摘されたことに対して、逆ぎれして、「どこが間違っているのか、問題なのか、明らかにしてほしい」という。真子さんと小室さんの「結婚会見」は、真子さんが皇族だったときに小室さんと一緒に書いた文章だから、いけないとも言った。週刊誌の作り手としての「正統性」を主張したいのだろうが、週刊誌報道は人格攻撃してもいいという傲慢な姿勢に腹がたった。皇室のことはなんでも知っているという態度もいやだったし、それをテレビが煽るというのもいやだった。どのテレビ局にも近重さんは顔を出し、いかにも専門家づらをして、傲慢な姿勢にいやな思いがした。関西でいえば、毎日放送関西テレビがひどすぎる。いずれも全国放送。

 いま、選挙中だが、マスコミは国民を選挙から眼をそらせる役割を引き受けているのではないかと思ってしまう。どこもが、だれもが、金儲けのためにはどんな報道をやってもいいという雰囲気が作られているようでいや〜な気分だ。

 海外で暮らしている人たちは、今回の選挙に投票できないようだ。海外で一度参議院議員選挙の投票をしたことがあった。とても複雑だったことは記憶している。海外で生活している人たちには、今の時代にそぐわない郵送によるやりとりを要求している。書類のやり取りに時間的余裕がないことで、カナダ在住の日本人は投票ができないことを嘆いていた。デジタル時代なので、ネットで投票できるようにすれば、まったく問題はない。二重構造にして、投票者の確認ができるシステムと、投票用紙の記述を読み取るシステムを作ればいいだけで、こんなのは簡単にできるのに、なぜしないのか不思議だ。