Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月24日 誕生日に

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     一年に一度は必ずやってくる誕生日。今年は、コロナ禍で娘家族がお祝いに来れない。夫婦二人で午後から買い物に出かけ、普通の食事で、普通に過ごすのがなによりも一番と思った。ブリの塩焼き、ほうれん草のお浸し、じゃがいもと里芋とアボカドのサラダ、あさりのお汁、炊き込みご飯。デザートはイチゴとバナナ。

 日本、南アフリカケニアアメリカから、Facebookにお祝いのメッセージが届いた。最近よく行く「大人の小学校」からもカードがメールで送られてきた。ケープタウンの友人からは、コロナがおさまれば、必ず出会おうと言ってくれた。

 昨年は私はロンドン・パリ・ヘルシンキに孫と出かける予定だった。ケープタウンの友人はその後、京都に遊びに来る予定だった。どちらもかなわず、はやく会えることをお互いに願う。お互いに写真を送り合ってきたので、どんな暮らしをしているか、想像ができるのだが。ケープタウンの友人は、ロックダウンで、一人暮らしで、日頃は誰とも接することがないという。日々の買い物にでかける程度だと。彼女の家に何度も居候して、我が家にいるような気分にしてくれた。小さなスーパが歩いて1分ほどのところにあるので、便利だが、気分転換にはならない。彼女は退職するまで、出版社の敏腕の編集長だった。とりわけアフリカ文学作品を多く世に送り出してきた。退職後も編集に関わっているので、自宅にいてもすることは多くある。ガーデニング、絵画、音楽鑑賞、洋裁作り、料理など多くの趣味を楽しんでいる。私自身は彼女の生き方から多く影響を受けてきた。

 NHKが今日放送の予定のスペシャル番組「東京オリンピックの開催をめぐって」議論する予定だったが、2日前にお蔵入りしたという。菅政権側からの圧力があった。NHKの上層部がそれを受け入れた。まさしく独裁国家のやり口だ。菅首相は何を恐れているのか。何を支配したいのか。