Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月19日 正しいマスクの付け方とは? ホワイトアウトとは

  先日全国一斉に実施された全国共通テストの会場で、マスクの付け方が悪い男性が再三の注意を無視したため、不合格を告げられると、トイレに4時間立てこもった。その後警察に逮捕されたという。この男性は49歳だそうだ。その男性は「これが正しいマスクの付け方だ」と主張したという。この件に関して賛否両論ある。

 この男性の目的は何だったのかと思う。試験を受けることが主目的なら、この数時間マスクをつけなおすか、鼻も覆えないほど何か身体的な問題があるなら、そう説明して別室でも試験を受けることができただろう。トイレに立てこもるという手段をとったのは、なんだったのだろうか。何を訴えたかったのだろうか。49歳で大学入試に関わる共通テストを受けたこと自体が非常に珍しいので、一方的に注意に従わなかったので排除したとすれば、監督の側に問題がなかったか、他の対処のしかたはなかったのだろうか。

f:id:mwenge:20210119153837j:plain 午前中、お習字の教室に出かけた。一月ぶりのお稽古だった。12月に書いたのは、「既集墳典 亦聚群英」(きしゅう ふんてん  えきしゅう ぐんえい)の前半部。意味はすでに三皇五帝に関する書物(墳典)を集め、亦た多くの英才を集めている」。今日はこの後半部「亦聚群英」を書いた。なかなか難しい。日頃文字を書かないので、楽しい。筆入れを作り直した。筒形の筆入れだったが、端を解いて、平にして巻き簾型にした。

f:id:mwenge:20210119155222j:plain今日は朝からちらほらと雪が降り、とても寒い日。北日本や北陸で大雪がふり、ホワイトアウトで多重交通事故が起こっているという。ホワイトアウトという言葉を知らなかったので、早速ネットで調べてみた。ウィキペディアによると以下。 

ホワイトアウトの状態に陥ると、錯覚を起こしてしまい、雪原と雲が一続きに見える。太陽がどこにあるのか判別できなくなり、天地の識別が困難になる。また太陽光が遮られることにより、足元の風紋も見えなくなる。雪庇を踏み抜く、遭難する、クレバスや谷へ転落するなどの危険もある。航空機操縦中であれば墜落の原因ともなり得る。

ホワイトアウトには、大きく分けて以下の3つがある。

1。極地や冬の雪山な吹雪や地吹雪によって雪が舞い上がって起こるもの。

2。風が弱い状態で非常に大量の雪が降っているとき、降っている雪自体が視界を遮り、太陽光のさす角度によって全方向の雪が白色を反射して起こるもの。

3。雪がまったく降っておらず、近くの視界は明瞭な状態で、雪表面や雲乱反射などが原因で視界が極端に悪くなって起こるもの。」

 私は一度も雪国で暮らしたことがないので、雪の怖さを知らない。暮れからの大雪で何百台のトラックや自動車が雪に閉じ込められたことをニュースで知ったり、今日のようなホワイトアウトによる事故を知った。自然の力を侮ってはいけない。新型コロナウィルスも人間の体にもたらした自然の力だとすれば、あなどれない。人間の叡智・生命科学の知恵で乗り越えなければならない。