Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月8日 東京周辺の緊急事態宣言に思う

 テレビ番組では、朝から緊急事態宣言についてあれこれ議論している。要は1ヶ月やそこらでコロナを抑えきれないという雰囲気。政府は、都民や東京周辺の神奈川県、千葉県、埼玉県の3県に対して、1ヶ月の辛抱を要請した。そして飲食関係者への協力依頼だが、飲食関係者の中には死活問題だとして要請には応じられないという人たちもいる。政府は第一次予算を使い切っていないのに、十分な保証ができないのはなぜか。

 昨年の緊急事態宣言が発せられた時とは違って、企業も学校も日常の買い物も変わらない。夜の飲食店だけが閉じるだけだ。出勤は7割減を希望しテレワークをすすめているが、それ以外は蜜をさけるよう要請されただけだ。国会議員たちの会食に関する申し合わせ事項すら決定できていない。これでは、国民の緊張感が高まらないのもいたしかたない。

 気になることは、医療崩壊の危機にあるという状況のなかで、コロナ患者を受け入れる病院の病床が不足している。誰が考えても、コロナ感染者が増えれば、それだけでも病床が不足するのは当然で、病院に収容しきれない人たちをホテルなどに宿泊型収容して隔離している。それも間に合わない人たちは自宅待機させられている。その結果、自宅での感染拡大も起こっている。政府は民間の医療機関に協力を求めているが、施設の面でも、医者や看護師たちの確保も難しくなっている。まさに医療崩壊状態がつづいている。政府はなぜ、他国のように臨時の病床を作らないのだろうか。こうしたことは、昨年の夏頃の第二波がやってきたときにわかっていたはずだのに、やるべきことは何の措置もとらずにきたからだ。

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 今日は風がつめたいが、いいお天気。朝洗濯物を干すためにベランダに出たが、寒かった。植木の土が凍っていた。お昼ちかくになってもまだ凍ったままだった。あちこちで大雪警報が出て、雪に埋もれた映像がテレビ画面に映し出されている。日本海側で大雪となり、停電になった地域もあり、生活に支障が出ている。