アメリカの大統領選挙の結果をトランプ大統領が受け入れない。それどころか一般市民を動員して、デモを煽動している。ワシントン議事堂に向かって、デモ隊が行進し、その中の一人が発砲を受け亡くなった。トランプ大統領の悪あがきがあまりにもみっともない。トランプ大統領はアメリカの民主主義の破壊者で、独裁者であったことを、自らが証明した。はやく沈静してほしい。
その背景には連邦議会上院で民主党が２議席を取り、共和党５０議席、民主党５０議席となった。議長は民主党なので、最終決定は議長にある。下院では民主党が多数派を占めているので、これで上下院の議席を民主党が獲得したので、ややっこしいねじれはなくなった。これはトランプ大統領に対する批判票と受け止めなければならない。だが、あと残された日数をトランプ大統領は何をするのだろうか。トランプ大統領は本性を剥き出しにした権力の権化を自ら証明したようなものだ。
今日、東京を中心とした４都市に対して政府が緊急事態宣言をだすという。飲食店への営業は時短8時まで。テレビのコメンテーターは移動では感染しないと豪語する。飲食店をとりまく様ざまな業種、例えば食材やさんもその煽りを受けるが、そこへの支援はあまり考慮されていない。さらに失業した人たちへの支援は考えていない。医療機関、医療関係者への感謝の気持ちを具体的な保証で表して欲しい。
東京では2447人と爆発的な数字になった。大阪も拡大が止まらず、兵庫も過去最多。国会議員の会食については、自民党の森山国対委員長は「時間は午後8時まで、参加人数は4人以内とすることが望ましい」と記者団に語った。中川日本医師会会長は国会議員は会食をやめて、国民に「範を垂れ」と手厳しい。
午後の記者会見で大阪府知事吉村氏が政府に対して、緊急事態宣言を要請すべきことを発表した。すると兵庫も京都も関わってくる。
