Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

5月21日 黒川検事長の問題

 週刊文春が、安倍政権に定年延長をしてもらった黒川東京高検検事長が賭け麻雀をしていたことを報じた。日本中が「ステイホーム」で不要不急の外出自粛している間のことだった。しかも賭け麻雀だから、これは法に反する行為。しかも刑事犯罪者を取締る検察官の長である。新聞記者たちと一緒に麻雀をしていたというのも驚き。記者たちはそうした犯罪に手を貸していたということでもある。あるいは、これは黒川氏をはめる出来事だったのだろうか。

 数日前に安倍首相は突然、検察官の定年延長法案を取り下げた。こうした麻雀疑惑が耳に入ったのだろうか。私自身はツイッターなどで多くの人たちが反対表明をしたので、それで政府は「国民の賛同を得られない」として、取り下げたのだと思ったがそうではないようだ。

 一転して、政府はドタバタしている。菅官房長官の質問に対する答えも、もたもたしている。これまで政府が答えてきた言葉はあまりにも無意味だった。黒川氏をあっさりと失った安倍首相は、内心恐れいるだろう。さまざまな悪事が法のもとに晒されることになる。最も罪深いのは、「森友問題」で文書改竄させ、自殺者まで出し、佐川宣寿氏を国税庁長官にした、一連の出来事が明るみにでる。安倍首相や昭恵夫人の関与が明らかになるだろう。加計問題もしかり。桜を見る会、前夜祭のホテルニューオータニでの宴会。等など。

 安倍首相は、いまのコロナ感染症の明快な解決策も持たず、右往左往している姿、口先だけの心ない対応、誰もが不満を持っている。自粛は、首相のためではない。

 ベランダのバラを二本切った。次の花を咲かせるためには切ったほうがいいそうだ。一輪挿しの花瓶に入れて部屋の片隅に。

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 昨日のマスク二枚が届いた。住所は書いていなかった。政府はかなりの費用を支払って、郵便局に委託して配ったようだ。二世帯同居の方などはこちら(受付開始は、5月中旬を予定)とメッセージがあった。娘家族は二世帯同居で五人。マスクは二枚しか配られていないが、なんだか不公平だと思っていた。しかし、申告してマスクを二枚いただくことになる。面倒なことだ。また政府は一人10万円を配ることを決めたが、うまく配ることができないでいる。マイナンバーカードを使えば、簡単だと宣伝した。だが、マイナンバーと基本台帳とは連携していなかった。基本台帳は地方自治体が管理しているので、ネットで申請した人は基本台帳と手作業で照らし合わせて、大変な作業となっているという。

 あらゆる機会をねらって、マイナンバーカード化や銀行口座や納税状況などともリンクさせようという狙いがある。カード登録している人は10数%しかいないという。あきらかにマイナンバー化は失敗策ではあるが、この機会にマイナンバーのカード化を狙うという、姑息な考えがアザとなっている。

 

f:id:mwenge:20200521151619p:plain 朝食後の後片付けをしながら、ランチ弁当を作った。気分転換。昨夜の残りのエンドウご飯と、朝の卵やきの残り、ソーセージときゅうり、サラダを詰め合わせた。とても美味しそうな御馳走に見える。