Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月15日 豪雨がもたらしたものと敗戦記念日

 九州や西日本のあちこちで豪雨の被害がでている。テレビ画面から映し出される景色は想像を絶する大被害。土砂崩れで住宅が押へしゃげられていたり、畑が一面水浸しで、住居の一階部分が見えない。地球温暖化や自然を破壊する乱開発の影響か。

 5日ぶりに買い物に出かけた。トマト、きゅうり、キャベツやレタスが欲しかった。牛肉、豚肉、鶏肉なども購入。お肉類は小分けをして冷凍庫に入れておくと便利。非常食もあるので、一週間は何とか暮らせる生活になってきた。じゃがいも、玉ねぎ、人参は常備食として、大きな素焼きの壺に入れている。いつでも、何でも作れるようにしている。自粛生活が1年半以上続いているので、ついついそうした生活が身についてきた。

 76年前の今日は敗戦記念日第二次世界大戦戦没者は約310万人。政府主催の全国戦没者追悼式が開かれ、天皇・皇后が参列し、例年にならって、お言葉があった。「過去を顧み、深い反省」にたって「再び戦争の惨禍が繰り返されぬこと」を切に願うと語った。いつものように真摯な誠意を感じる言葉だ。先の天皇から継承してきた姿勢だ。

 ところが、菅首相の式辞は、安倍前首相が繰り返してきたと同じ内容だった。歴代の首相がこの戦争への「深い反省」や「哀悼の意」などを述べてきたが、安倍前首相からこの姿勢を示さないできた。菅首相自身の言葉はまったくなかった。これまた、誰かが書いた文章を読むだけで、誠意は感じられない。あまりにもひどい首相だ。

 南米で猛威を奮っている「ラムダ株」が7月20日に日本に入った。「ラムダ株」陽性者はオリンピック関係者で、23日には陽性が判明していたが、まったく情報が共有されず、むしろ情報は隠蔽されていた。オリンピック期間中の陽性者は553人いるというが、実際のところわからない。隠蔽体質はあらゆる部署にあり、「制御不能」な状況を作り出しているのは、政府だと確信してしまう。

 コロナ禍のなか、人を騙す商売がはやっている。今日はTS CUBIC CARDの支払いが25万円ほどあるというフィッシング・メールがとどいた。もちろん、すぐにゴミ箱に捨てたが。まずこんなカードは作っていないし、トヨタの車を購入したこともない。数ヶ月前にクレディット・カードはすべて変えた。ネットで物を購入する時に使っていたり、外国に送金するときも利用してきたカードは変えたので、今は私に請求するものはまったくない。しかもネット上にクレディットカードの情報を残すこともやめた。だから私に請求してくるものはまったくない。アマゾンを装うフィッシング・メールは慣れっこになっているが、1日に10通ぐらいくることもある。大手の銀行を装ったものも月に何回かくる。こんなメールに騙されて、アクセスしてしまう人がいるのだろうかと思うが、何人かはいるのだろう。ほんとうにやめてほしい。

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ランチは昨日作った炊き込みご飯、お肉と玉ねぎ炒め、卵焼き。お弁当箱に入れただけだが、すごく気分転換になった。お弁当をもって、どこかに行きたい!

 昨日、ちょっと用があってケープタウンの友人とWhatsAPPで話をした。彼女はケープタウンの自宅から500キロほど離れたSedgefieldというところにある別荘に娘さんと出かけたという。一度だけそこに車で連れていってもらったことがある。彼女は人種的にはカラードだが、そこは白人地域で、彼女が初めてその町に入ったカラードだという。南アフリカアパルトヘイトを廃止し、民主化した時代のことだった。娘さんはケープタウン大学の医学部を卒業し、各地の病院で研修をし、最近その研修を終えたばかりだ。南アフリカはコロナの第3波が押し寄せているなか、親子で静かに都会を離れてのんびり過ごせるのはいい。