Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

4 月5日(日)憂鬱をふきとばせ

 静かな日曜日。家の前の河原には大勢の家族連れが遊んでいた。少し風もあり、肌寒いが、子供たちが楽しそうに遊んでいた。桜は満開。うちから三軒北にあるセブンイレブンのコンビニに、つい最近郵便ポストができたので、郵便物を投函にいく。京都外国語大学が提供する生涯教育の一貫として一般の人に開かれた講座が、コロナ騒動で春学期から始まるフランス語の授業が中止になった。それに関する手続きの郵便物だった。楽しい時間だったのに、しかたがない。

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 作り置きの餡があったので、アンパンを作ってみた。パンの生地はホームペーカリーで作った。生地に餡を入れて、オーブンで焼くだけ。簡単にできたので、大満足。気晴らしにはなった。娘家族や妹が近くに住んでいれば、お裾分けをするのに。

 マンションの大修理が続いていて、西側のベランダは全く使えない。そこに置いていた植木も移動させているのと、洗濯物が干せない。不便だが、幸いお風呂場に乾燥機能がついているので、そこに洗濯物を干している。日本は幸い水がどの家庭でも使えるので、コロナ騒動があっても、日常生活にはいまのところ支障はない。南アフリカでは水がないところもたくさんあり、政府が水を配っているという。アフリカの各地でもコロナが蔓延し始めているが、その不自由さと病魔に打ち勝てない環境に晒されているというニュースを知るたびに心が痛む。

 橋本徹氏は、大阪知事・市長時代に、日本の医療崩壊につながらる措置をとってきたことが間違いだったと認めた。橋本氏だけでなく、日本政府もその路線できた。今まさに医療界は危機的状況に直面しつつある。大阪では橋本氏の時代に、医療関係者の人員を3割削減したそうだ。そのつけがいま顕在化している。当時、削減した穴埋めに、アジアからの労働者を安い賃金で利用するという考えが当然のように語られていた。今回でよくわかったことだが、グローバルに人の移動が遮断されると、どうなるかよくわかる。いづれ物の流通も遮断されるかもしれない。自給自足率37%の日本は、生き残れるのだろうか。政府はさまざまな欺瞞を謝罪して、国民の命と生活を守るために大胆な政策を打ち出してほしい。