久しぶりに加茂川沿いを散歩した。桜は満開だが、例年とは違い人の出は極端に少ない。いつもの朝の散歩程度の人しかいない。とても天気がよく気持ちがいい。
ここの桜は、日露戦争の勝利を祝い、当時の京都の師範学校(現京都教育大学)の生徒や先生たちが、出町柳から上賀茂神社までの川沿いに桜を10年かけて約5000本近くも植えたもので、「師範桜」と呼ばれていたそうだ。1905年(明治38年)11月に8日かけて2300本、楓700本が植えられ、さらに2500本が加わったという。桜と日本のイメージが作られて行った。その記念碑が、御園橋から4つ南に下がったところにある出雲路橋の側にある。「志波無桜碑」。昨年の秋に友人と訪れた時に、初めて加茂川沿の桜の歴史を知った。
帰り道は上賀茂神社の中を通り抜けた。すでに御所桜は満開だった。お隣にいる斎王桜はもう少し時間がかかりそうだ。いつもなら、芝生の上でビニールシートを敷いて、花見弁当を食べる親子や友人たちが集っているのだが、いまはシート禁止になっていた。
はやく花見でもキャンプでもなんでもできるようになってほしい。気持ちのいい散歩だったが。。。。
最近では、ずっと家の中で過ごすことが多いので、室内でラジオ体操をしている。NHKのラジオ体操の画像を購入してiPadに入れているので、好きなところでやっている。海外に出かけたときはホテルでよくやる。硬直した手足や身体をほぐすので、簡便でいい。