Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

5月3日「憲法記念日」に

 今日は「憲法記念日」。コロナ禍の中、「憲法記念日」の意義を考える機会にはなっていないのが残念。菅首相憲法を「改悪」しようと企んでいる。コロナ対策に憲法の制限があり、政府は何もできないと主張して、「国民投票法改正」を通そうとしている。背景には憲法9条を改悪したい狙いが読み取れる。どのメディアも「憲法問題」を取り上げていない。コロナと芸能人の不祥事ばかりを取り上げている。

 立憲民主党代表の枝野氏は憲法記念日」の集会に、オンラインで参加して、コロナ対策に関しては、「憲法に緊急事態条項がないことをもって、必要な感染拡大防止策が取れていないんだという暴論を吐く人が、残念ながら少なからずいる。私権の制限ができないのは憲法のせいだと言っている人たちだ」と主張。「憲法でも、感染防止のために必要な私権の制限は、公共の福祉にかなうものとして認められている。憲法の制約があるために必要な対策が打てていないわけではない」と訴えた。

 政府も自治体の長も、コロナ対策に具体的な対策を打ち出せないで、医療崩壊にも無策で毎日多くの犠牲者を出している。問題のすり替えをして、「感染対策」と「憲法改正」の問題とをこじつけている。まったく国民の生活や命を大切にしない国となってしまった。

 「報道1930」ではインドのコロナ変異株について議論があった。今日の出演者は、古川俊治自民党参院議員)、小池晃 (日本共産党書記局長)、松本哲哉(国際医療福祉大学主任教授)。三人とも医者経験者だから、議論はきわめて医学的見地からだったので、納得した。だが、自民党の古川氏は、自民党政治を動かす力にはなっていないのがとても残念だった。

 日本にはインドでコロナ感染が拡大しているにもかかわらず、インドから日本にかなりの人がゆるゆるの検疫を潜り抜けて、日本社会に入り込んでいるという。4月26日にインドから成田に入ってきた人が、無症状の陽性者だったが、今日亡くなったという。すでにインドのコロナ株が国内に入っているとすれば、感染拡大はもう防げない。インドでは毎日30万人規模で感染者がでており、毎日3000人近くが亡くなっている。入管がこんなにゆるゆるなのは何故なのか。

 オリンピック期間中は選手団に対しては毎日PCR検査をやるという。医療体制も整えるというが、現実にできるのだろうか。オリンピックの時にそれだけ検査ができるなら、なぜいま国内で国民に対して、検査をやらないのか。

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1日経つと、花たちは勢いよく咲きはじめた。