Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2 月12日 長浜盆梅祭に

 長浜で開催されている盆梅展を観に行った。ほぼ毎年でかけているが、今年はちょうどいい具合に梅が咲いていた。梅の花は愛らしい。北野神社のように梅園で咲く大木の梅もいいが、長浜では盆栽にしている。会場となる慶雲館は、明治天皇行幸の際に建てられた迎賓館で、初代総理大臣伊藤博文命名によるものだそうだ。お庭も素晴らしく、回廊式で、和室から見る庭園も風情がある。

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 最長400年もする盆梅が今年も見事に咲いていて、感動した。花も毎年少しづつ異なる色をみせてくれているようだ。

 盆梅展のはじまりは、盆栽作りの名人高山七蔵が自分が持っている盆栽を、長浜市に寄贈して、1952年からはじまったという。戦後のすさんだ社会で、少しでも多くの人が盆梅を観て、よろこんでくれることを願ったという。長浜市が保管し、日々の手入れをして育ててきたそうだ。

 

 

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 今年は、この盆梅展を初めて観るという友人とでかけた。長浜の街をぶらぶらした。タイムスリップに入ったような気分で、昔の日本と現在の間を行き来した。黒壁スクエアではガラス製品がたくさんならんでいた。西洋と日本の交差した時代も反映していた。なぜか素敵なエミール・ガレの作品もここにある。多くの夢を与えてくれる作品たちに出会えた。

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