Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2月11日 テレビが面白くない

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 最近、テレビ番組はおもしろくない。NHK国会中継も安倍政権の圧力によって流さなくなった。少なくとも国会で何が議論されているのかをマスコミは伝える義務があると思うのだが。メディアは安倍政権からの圧力に屈している。さらに、不思議に思っているのは、朝やお昼のテレビ番組では、安倍政権にべったりのジャーナリスト田崎史郎氏がなぜ起用されるているのかだ。不思議でたまらない。コロナウィルス感染に関しても、田崎氏は政府の味方をして、「がんばっている」と言った。そういうコメントが必要なのではなく、どうすればこの問題を打開することができるのか、そのための行動はなになのかを考え出すことが大事ではないか。

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 現在、海上で停泊中のダイアモンド・プリンセス号に乗船している約3700人中、2月10日現在で、135人が新型コロナウィルスに感染していることがわかっている。全員に対して検査が追いつかないという。あのような閉鎖空間に多くの人を閉じ込めているだけでも、どんどん感染していくだろうし、不衛生な環境のもとでは次々と別の病状をも悪化させる環境にあるのではないかと、乗客でなくとも不安になる。高齢者は毎日何らかの薬を飲んでいる。その薬もきれているという。そのような薬を調達するのは簡単なことだろうに、それさえ対応できないでいるという。

 クルーズ運営会社は、乗客に全額を払い戻すと発表した。さらに次のクルーズ代金も無料にするという。裁判を遅れて、代金の払い戻しをいち早く宣言したが、今回の二週間近く3700人の乗客を船に閉じ込めるという方針はいいのだろうか。誰も費用のことよりも、ウィルス検査をし、必要な薬を手にして、狭い空間から開放されたいだろう。

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 一方飛行機で中国から帰国した人たちは、全員がウィルス検査を受けている。この差は何だろうか。

 私自身は、用事がなければ、外には出ないようにしているが、国内外の観光客は極端にへっているし、バスでも地下鉄でも座席が空いている。