Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

11月27日 雑感あれこれ

桜を見る会」の書類をシュレーダーで裁断したというニュース。不都合な書類は廃棄することが当たり前になっている。

 どんなことでも企画し、実行しようとする時、参加者が多い場合は、尚更のこと、書類を作り、その催しの意義を徹底させて、誰が参加するかは危機管理として把握していなければならない。主催者はきめ細やかな配慮をして、催しを企画しているはずだ。公式行事に参加した人も、胸を張って出席し、秘密にすべきことは何もない。光栄なことであるはずだ。後ろめたく参加した人はいないだろう。

 参加者名簿がシュレーダーにかけられるのは、その名簿に参加してはいけない人たちがいたということではないか。招いた側に問題がある。今日のニュースによれば、反社会的な立場にある人たちが参加していたようだ。芸能人が反社会的な人と一緒に写真をとるだけでも、接触するだけでも大問題となり、活動が停止させられている。政治家ならば、議員を辞職しなければならないほどのことだ。

 安倍首相は、森友問題の時に「私も妻も関わっていれば首相も、議員も辞職する」と言った。そして安倍首相夫人の昭恵さんは、閣議決定で「私人」となった。そのために、各省庁が平気で隠蔽工作を行ない始めた。そうした作業に関われない人は自殺をした。こうしたことが前例となり、ハレンチにも隠蔽工作が続いている。誰がみても、誰が考えても、おかしい。野党の追求の仕方が、もどかしいし、メディアはこの問題を絶対に取り上げない。安倍昭恵さんが「桜を見る会」の招待に関わったというが、これは「私人」である昭恵さんが関わること自体が問題だし、公私混同となる。どこから見ても、安倍首相はこの件では、明らかに政治資金規制法違反だし、安倍首相からの圧力があるのが見え見えだが、メディアはその役割に目覚めて欲しい。

 もう一つは、ベネッセの入試業務の請負はやめて欲しい。英語の検定試験はとりあえず取りやめになったが、いずれ復活するかもしれない。入試に関わる事業を民間に委託するのは文科省の教育の放棄で、企業と癒着して、見返りがあるのだろう。高校教育を軽視し、受験産業に儲けさせるのは絶対反対。しかも記述式解答を公平に採点できるはずがない。高校生たちが公平平等に受験できるシステムになっていないからだ。

 さらに、ローマ教王が来日した。核に対してきっぱりとダメ出しをした。それに対して安倍首相は「唯一の戦争被爆国として『核兵器のない世界』の実現に向け、国際社会を主導していく使命を持つ国だ」と言った。ならば、どうして核兵器禁止条約に署名しないのかと思う。彼の言動はいつも矛盾している。心にもない言葉だけが踊っているので、誰も信じなくなった。ずるい政治家で、信頼できなくなった。

四季咲きのバラで、今年3度目の最後のバラ。綺麗な色で長らく楽しませてくれた。ご苦労さま。夏が終わってから、かなり切り込みを入れたので、咲いた。蕾から開花するまでかなり時間がかかったが、ゴージャス。

f:id:mwenge:20191127085030j:plainf:id:mwenge:20191127084959j:plain