Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

6月29日 植物園と買い物

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     27日(土)朝の散歩で植物園まで歩いて行った。加茂川門に近い、小高い斜面にガウラがいっぱい咲いていた。ガウラは日本ではハクチョウソウと呼ばれる。ガウラ(gaura)はギリシャ語で、立派だということを表すgaurosが語源らしい。和名のハクチョウソウのほうが、チョウのようにひらひら風にゆれて舞っている姿を表現していて、ぴったりとくる。

 池には、睡蓮が美しく咲き始めた。大きな植木鉢で育てている蓮も見事。近くで見れるのでいい。紫陽花園を散策。紫陽花は形も色も様ざまで、いつみても可憐で、元気をもらう。


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 北大路ターミナルで食事をして、少しお買い物をして帰る。

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午後からは、白の夏用のロングのパンツが、腰回りが小さくて、履きづらいので、少し布を足して縫い直す。ついでに、買い置きの麻の布で娘用にパンツスカートを作る。残り布で袋も作る。買いためている布を早く使いきってすっきりしたい気分。

 28日(日)午後から娘がきてくれた。英検のテストを受ける高校生の孫を京都まで車で送ってきたという。3時間ほど時間があるので、日用雑貨、植木鉢、野菜用土、食品やビールなどの買い物に付き合ってもらった。車があると、重たいものが購入できるので、ありがたい。冷蔵庫の掃除をした。茄子と三度豆とお揚げさんを薄味で炊いたり、大根と人参の塩漬けを作った。最近お気に入りは、トマトのマリネ。玉ねぎのみじん切りと、ベランダで作ったバジル、オリーブオイル、お酢、塩胡椒を混ぜて作ったバジルソースをまぜて、冷やして食べると食をそそる。残り野菜で、ニラ饅頭や天ぷらに。ネギもみじん切りと斜め切りにしてジャムの瓶に入れた。「ステイホーム」で三食を楽しくいただくための工夫。

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東京では毎日コロナ感染者数が減らない。不特定多数の人にPCR検査をしていないので、現実にはもっと感染者が多いだろう。どこで感染したかわからないというのも、それだけ社会に蔓延しているのだろう。

 アメリカではコロナ感染者の数が万人単位で増え続けている。トランプ大統領は何の政策も打ち出さない。それどころかアメリカ黒人に対する露骨な差別に対しても、むしろ白人側に立ち「ホワイトパワー」を絶賛するツィッターを発したりする。「ホワイトパワー」とは、まさに白人至上主義者たちのスローガンで、人種差別を推進するグループの象徴だ。トランプ大統領の元補佐官だったボルトン氏が暴露本を出した。私は読んでいないが、あれこれの情報によると、安倍首相、日本の安保条約について、「日本を脅せば、うまくいく」というようなことをトランプ氏が述べたという。トランプ大統領からは、日本や安倍首相はその程度でみられている。舐められている。決して信頼される関係ではないことが明らかであり、安倍首相がトランプ大統領の言いなりになり、おんぼろの戦闘機を買わされたり、呼吸器を大量買わされたりしてきた。信頼関係からではない。ヤクザの親分、子分のような関係でしかない。

 ローリング・ストーンズトランプ大統領に対して、トランプ陣営の集会でローリング・ストーンの曲「無常の世界」を流すことに対して、抗議した。無断使用で法的措置もとるかまえだという。トランプ支持者ではないという意思表示なのだろう。

6月26日 安倍首相は国家を私物化している

 元法務大臣河井克行氏の逮捕が波紋を呼んでいる。三原市長天満祥典が、河井克行から現金を受け取っており、辞意を表明した。他にも多くの地方議員などに現金を渡したことが明らかになっている。中には、「安倍首相からです」と言われたという人もいる。明らかに、自民党総裁安倍首相が、特別に河井杏里を参議院議員にするために、特別な選挙資金が与えていたことが明らかになった。だから、選挙期間中には安倍事務所からの応援団が常駐し、安倍首相自身の応援もあった。選挙にからんで、1億5000万円の金額が動いた事実がある。その説明責任は自民党総裁安倍首相にある。口では「責任は私にある」と口ではいうが、一度もまともな説明責任を果たしたことはない。国会を会期で閉じてしまったのも、説明を求められるのが嫌なのだろう。

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 ロングのシャツブラウスの仕上げで手こずった。ミシンの調子が悪くて、ボタンホールがうまくできないので、ホックをつけて飾りボタンでごまかした。

 急に暑くなり、冷房を入れて部屋にこもりっきりで過ごしている。散歩にでるのも、一日おくりにしている。筋トレジムからもお誘いがあるが、なかなか出かける気力がない。お習字もしばらく教室が閉じられていて、七月から再開されるかどうかわからない。誰にとっても予想外の生活を強いられ、先のみえない日々だ。

 東京ではコロナ感染者数が日々増えているが、第二波ではないという。PCR検査を増やしたからだという。ならば、これまでだって、症状のでない人や軽症の人たちを、統計に入れずに、実数を操作してきたということになる。感染症対策、政策が出鱈目だったということになるのでは。

 ベランダで育てているミニトマトが実ってきた。バジルもパセリも元気だ。

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6月25日 帽子を作る 

f:id:mwenge:20200625205310p:plain     ロングのシャツブラウスとマスクの共布で帽子を作った。これまでから、共布で帽子を作っている。洗濯機で洗えるので、便利。表と裏を同じ大きさで作り、縫い合わせるだけでいいので、簡単にできる。今回は初めて帽子のツバにフリルをつけてみた。後ろにはリボンとボタンをつけた。

 新型コロナ感染症に関する専門家会議が廃止された。専門家会議の座長が記者会見を開き、その意図を明らかにした。言葉としては穏やかに発言していたが、その底では政府の対応に対して憤りのようなものがあると感じた。当事者の専門家も廃止を知らされていなかったという。

 国会では専門家会議の議事録作成について、御託を並べた後黒塗りにされた資料が提出されたりしていた。コロナ感染症の初期の段階から、感染症の専門家は専門家会議で何が議論されているのか、公開すべきだという意見が出ていた。

 今日の専門家会議の座長は、政府の決定はあたかも専門家会議が決めたこととして発表されてきたことに対して、全面否定をした。まさに、政府はこの専門家委員会を廃止することで、証拠隠滅を測ろうとでもしたいのだろうか。誰が何を発言したかは、国民に隠さなければならないことではない。それぞれの立場からの発言として、受け止めればいい。その上で何をどう決定するかを議論すればいいことで、何も隠すことはない。隠さなければならないのは常に政治的判断なのだろう。決定には責任が伴い、それには保証もついてくる。政府はその責任を引き受けたくはないのが明らかだ。

 感染症の専門家であれば、その立場での科学的な発言はとても貴重であり、尊重すべきものであるだろう。誰であっても、専門家として逸脱した発言はしないだろう。政治や経済を優先する人たちが、専門家の意見を聞かないで、「ホームステイ」の自粛を国民に強制したのであれば、感染者数が増えるのを政治的に抑えるために、PCR検査をやってこなかったとしたら、犯罪行為にも等しい。背景に何があったのか、政治的に統計的数字を操作しようとしたのであれば、コロナ感染症の収束はなかなか来ないだろう。いまその混乱が東京で起こっている。

6月25日 ロングのシャツブラウスを作る

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  24日、随分前に購入していたリバティのタナローンの布で、ロングのシャツブラウスを作った。これまでシャツブラウスを何枚も作っているのは、肩部分のヨークや、シャツタイプのスタンドカラー部分の始末が綺麗に見えるからだ。趣味で作る袋物と同じく、始末が簡単であれば、作るのが楽しくなる。切れ端でマスクと帽子を作ろうと思う。

f:id:mwenge:20200625125830j:plain リバティのタナローンの愛好者が多いのは、この布がとても細かな繊維でできており、エチオピアのタナ湖の近くで取れた綿だが、質がよくてまるで絹のように柔らかい。マスクの表はリバティ布で裏はシルクの着物地にした。夏用に少しは涼しいかもしれない。

 世の中は、手越祐也ジャニーズのNEWSのメンバーがユーチューブを利用してジャニーズから退所したことの会見をした。ユーチューブを見ていないが、メディアではいろいろと取り上げているので、会見でどのようなことを言ったのかはかなりわかった。あまりにもレベルが低かった。こうしてネットを利用して、ユーチューバーとして金儲けを企んでいるしか思えない。「ボランティア」「医療従事者」などをキーワードとして、女性をつれてくることの正統性を主張した。「コロナに感染するのもめんどくさいので、じっと自粛していた女性を呼んだ」と言った。あまりにもひどい認識だ。なぜ女性が必要なのか。「偽善者」ぶっている姿があまりにもひどいと思った。すでにSNSの登録者が450万人もいるという。これだけでもお金が入ってくる。手越の人気は一人で作ったわけではない。ジャニーズとか、グループとかで作られたものなのだが、ひとりでやってきた、これからは世界を舞台に仕事をしていくという夢は勝手に追いかければいいが、ファンや世間を巻き込んで金儲けに走ろうとする態度には何か許せないものがあった。

 安倍昭恵さんとの会食についてもなにか解せなかった。一人の人間がどう生きようか、誰も意見をいう権利はない。だが、人の前に出て、影響力のあった人が発する行動や言動は社会的意味がある。そのことを理解していない手越さんの傲慢な姿が気になった。

6月22日、伊吹山にドライブ

 友人からの誘いで、いつものメンバー3人で伊吹山にドライブにでかけた。京都から大原を抜け、途中から琵琶湖側におれて、琵琶湖大橋を渡り、守山の田んぼの中を抜けて、彦根米原を通り伊吹山ドライブウェイで山頂近くまで。およそ3時間。山の上は爽やかな空気で、マスクを外してのおよそ40分近くの散歩で山頂に。

 伊吹山はすばらしい高山植物で有名なところで、伊吹山特有の花が咲く。特に山頂ちかくの草原植物群落は有名。車を運転していた頃は、よくお弁当持ちでよくここへきていた。その時々のお花に出会っていた。イブキトラノオ、イブキフウロなどは特別な種だそうだ。

 今日に出会ったのは、クサタチバナ。急な山の斜面に一面咲いていた。他には、グンナイフウロウマノアシガタマムシグサなどが咲いていた。1300メートル近くにこんな可憐な花が咲いている。

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帰路、泉神社に寄った。この神社の湧水は滋賀県でも名水の一つなので、友人は2リットルのペットボトル6本に水を汲んだ。私は小さなベットボトル1本だけど、まろやかな水をいただいた。そしてマキノで温泉につかり、京都で夕食を食べた。楽しい一日だった。自然に触れているのでコロナ感染を心配しなくてもいい開放感に浸った。家族以外の人とソーシャル・ディスタンスを取りつづけてきたこと自体が異常だ思えてきた。こんな状況に慣れなければならなかったこと自体が、知らないうちに精神的圧力になっていたのだと思った。

 植木鉢2鉢の紫陽花が豪華に咲き競っている。今年はレモンが一つ実をつけている。毎年、花は咲いていたが、いつの間にか実は落ちていた。一つの実でも楽しみにしている。バラのコーナは花が終わり、新葉がでてきた。いくつか蕾がついているので、咲くのを楽しみにしている。めだかも40匹以上も孵化した。

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6月21日、水彩画の教室と植物園

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20日、午後から「大人の小学校」での水彩画の教室に参加。コロナのために、教室が閉鎖されていたので、2ヶ月ぶりだった。宮島の厳島神社の写真をスケッチして、描いていたので、それに彩色した。先生のお手本を参考にしながら、色を作っていくのが、一番難しい。経験を重ねるしかないが、メリハリのある彩色をしたい。はやく自分の絵がかけるようになりたい。帰りに生協でお刺身を購入して帰った。

 21日、朝6時半から、友人に誘われて大原の朝市に行った。3ヶ月ぶり。朝市もしばらくの間、閉鎖されていたが、6月にはオープンになった。いつもと変わりなく賑わっていた。いつものお店で、野菜やちりめんじゃっこ、お花、巻き寿司を購入。野菜は、つるむらさきはおしたしにする。ついでにプチトマトを、バジルと新玉ねぎとオリーブオイルでマリネした。ちりめんじゃこは明日にでもサンショと一緒にたいてサンショちりめんでも作ろう。

 朝の散歩で、植物園まで歩いていった。日曜日なので、家族連れなど、多くの人たちがきていた。この時期は紫陽花園が人気で、たくさんの人たちが足をとめて、携帯電話のカメラを向けていた。

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紫陽花は日本に古くからあり、イギリスのバッキンガム宮殿のお庭にある紫陽花は日本から贈られたものだと聞いたことがある。以前にもブログに書いたことがあるが、私が通っていた大学の裏山から六甲山に登る道があり、この時期になると紫陽花が自生していた。よく授業を抜け出して、山に登っていた。

 植物園から帰路の途中、レストランでパスタランチを食べた。あとのコーヒが美味しかった。3ヶ月ぶりの外での食事だった。

 夕方、1月に脳梗塞で入院中の友人に電話をかけた。すこし声に元気がなかったが、話をしているうちに、元気な声にもどった。少し左手足に麻痺がのこり、賢明なリハビリを行っているということだが、思うように身体をうごかせない、歯痒さがあるのだろう。私たちはもう若くないので、今の状況と付き合いながら、前向きに進んでいこうと言ったが、ご本人の気持ちはどうなんだろうか。

 国会議員の河井夫妻の逮捕の背景にある、1億5000万円を誰が許可したのかということを検察は踏み込むだろうか。自民党の問題であるとして、河井夫妻の範囲までに止めるのではないだろうか。実際には自民党総裁としての責任があるはずだが。ここを突破口として、「桜を見る会」「森友問題」「加計問題」と崩していくならば、検察の姿勢に拍手を送るのだが。本当に嘘や偽りで塗り固めた政治にはもううんざりだ。

6月18日 赤紫蘇を買いに行く

 17日、北大路のスーパーKOHYOに梅干しに入れる赤紫蘇を買いに行ったが、前日に売れ残ったので、引き上げるものしか置いていなかった。買うのはあきらめ、午後から近くの生協に買いにでかけた。二袋2キロしかなかったが、これですますことに。18日の朝に紫蘇の作業にとりかかった。昔の人たちが長年梅干しを作ってきた知恵をかりて、紫蘇をすり鉢のなかで、塩をまぶして、よく揉む。紫色の汁がでてくる。二度同じことを繰り返し、汁はすてる。三度目はよくしぼった紫蘇と白梅酢を加えると、鮮明な赤色に変わる。魔法のよう。梅と紫蘇を交互につけていく。あとは重石をして梅雨明けまで待つ。かなり手間がかかるが、おいしくできた時の喜びが大きいので、慎重に作業をすすめる。

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 散歩がてらに園芸店にでかけた。今年の春はコロナ騒ぎと大修繕工事が入っていたので、ベランダに春の花はなかった。バラと百合だけが綺麗に咲いてくれたが、ビオラもベゴニアもなかった。これから夏にかけて咲くペチュニアとメキシコ花柳を購入した。メキシコ花柳は名前を知らなかったので、Facebook友だちに尋ねてみると、すぐに名前がかえってきた。

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Day5..ジンバブエの作家Virginia Phiriを推薦。Nervous Conditionを紹介。ジンバブエの女性作家ティティ・ダンがレンバの第一作目の小説で、若い女性がどのようにして学校教育を得たかという自伝的作
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品。随分昔に読んだが、今でもよく覚えている作品。なんとか本棚から探し出せた。何も書き入れていないので、もう一冊あるはずだが、見当たらない。
 第二作はThe Book of Not(2006)、第一作と同じテーマで、あまり進展はなかったが、私が南アフリカで暮らしていた時に、ダーバンで開催された作家会議に参加していた。第三作はThis Mournable Body(2018, Graywolf Press)。いつも机の上に置いてあって、早く読みたいと思っている本の一冊。
 河井夫妻が東京地検公職選挙法違反容疑で逮捕された。ここしばらくメディアを賑わせてきたが、なぜ新人の河井案里氏に選挙資金として1億5千万円が渡されたのか。特別扱いを受け、なぜ今頃に逮捕なのか。なぜ安倍首相は夫の河井克行氏を法務大臣に選んだのだろうか。昨年9月に任命され、10月末には公職選挙法違反疑惑で大臣を辞職し、今年の6月国会が閉会間近に自民党を離党し、18日の逮捕となった。
 安倍首相の責任は大きい。多額の選挙資金が投入されたこと、その使い道、政治姿勢などが明らかになるといい。安倍首相の傲慢な税金の使い方にも、捜査の手がのびるといいが・・・