Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

6月25日 帽子を作る 

f:id:mwenge:20200625205310p:plain     ロングのシャツブラウスとマスクの共布で帽子を作った。これまでから、共布で帽子を作っている。洗濯機で洗えるので、便利。表と裏を同じ大きさで作り、縫い合わせるだけでいいので、簡単にできる。今回は初めて帽子のツバにフリルをつけてみた。後ろにはリボンとボタンをつけた。

 新型コロナ感染症に関する専門家会議が廃止された。専門家会議の座長が記者会見を開き、その意図を明らかにした。言葉としては穏やかに発言していたが、その底では政府の対応に対して憤りのようなものがあると感じた。当事者の専門家も廃止を知らされていなかったという。

 国会では専門家会議の議事録作成について、御託を並べた後黒塗りにされた資料が提出されたりしていた。コロナ感染症の初期の段階から、感染症の専門家は専門家会議で何が議論されているのか、公開すべきだという意見が出ていた。

 今日の専門家会議の座長は、政府の決定はあたかも専門家会議が決めたこととして発表されてきたことに対して、全面否定をした。まさに、政府はこの専門家委員会を廃止することで、証拠隠滅を測ろうとでもしたいのだろうか。誰が何を発言したかは、国民に隠さなければならないことではない。それぞれの立場からの発言として、受け止めればいい。その上で何をどう決定するかを議論すればいいことで、何も隠すことはない。隠さなければならないのは常に政治的判断なのだろう。決定には責任が伴い、それには保証もついてくる。政府はその責任を引き受けたくはないのが明らかだ。

 感染症の専門家であれば、その立場での科学的な発言はとても貴重であり、尊重すべきものであるだろう。誰であっても、専門家として逸脱した発言はしないだろう。政治や経済を優先する人たちが、専門家の意見を聞かないで、「ホームステイ」の自粛を国民に強制したのであれば、感染者数が増えるのを政治的に抑えるために、PCR検査をやってこなかったとしたら、犯罪行為にも等しい。背景に何があったのか、政治的に統計的数字を操作しようとしたのであれば、コロナ感染症の収束はなかなか来ないだろう。いまその混乱が東京で起こっている。