Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

大原の朝市 「旧統一教会」と自民党議員のありようは

 大原の朝市に出かけた。昨夜は雨が降ったようだが、朝は爽やかで雨はあがっていた。おいしい野菜を購入した。ナンキン、じゃがいも、オクラ、京野菜の万願寺唐辛子、賀茂ナス。とにかく新鮮なので、シンプルな料理で、野菜の旨味を楽しむことができる。ナンキンは生でそのままサラダ感覚で食べられるというので、購入。お花はリンドウがまだ元気なので、トルコキキョウ、菊を購入。

 BS朝日「日曜スクープ」で、伊藤惇夫氏と紀藤正樹弁護士がゲストとして、「旧統一教会と政治」決別できるかについて議論があった。自民・萩生田氏が参院選公示直前に教団施設へ行ったことが議論された。岸田首相は、議員の個々人が対応すべきというスタンスを取っている。ジャーナリストの伊藤惇夫氏は最高裁の判決で「旧統一教会」の霊感商法を違法としたことを指摘し、萩生田氏の弁明は苦しいという。知らない人から、知らないメディアから講演依頼された場合は、どういう人か、団体かを調べるのが普通で、萩生田氏の弁明は苦しいと。

 紀藤弁護士は、「旧統一教会への対応」は三つあるという。1。反社会性のある団体と認識しているか。2。旧統一教会と決別すると言えるのか。3。厳正に対処し行動に移す。紀藤弁護士は政府の相談窓口にも問題があり、中身はまだ不十分だと指摘。

 政治家と旧統一教会「関わり」から、信頼回復には政権の「正念場」で、国民の信頼を得られるかどうかだ。「旧統一教会」が宗教団体だから問題ではないことは自明のこと。だが、宗教と政治の問題に置き換えて議論しようとする傾向も見られる。「旧統一教会」を暴力団と置き換えて考えればよくわかる。フランスでは、カルト集団に対する明確な法的罰則規定がある。日本は曖昧である。萩生田氏は、「旧統一教会」とは一切関係を断ち切るとは言明しない。「旧統一教会」からどんな報復があるか恐れているのか。萩生田氏の場合は、ほんの一例だが、多くの自民党議員と「旧統一教会」との関わりは、多様である。国会議員としての責任が問われていることを、真剣に自覚して欲しい。

 毎日新聞世論調査(8月20日、21日)によれば、岸田内閣支持率は、第二次内閣を受けて、前回の52%から36%に下落とのこと。不支持率は54%で、前回より17ポイント増加。普通なら、内閣改造後は支持率増加するが、今回はそうならなかった。今回の内閣改造自民党役員人事について「評価しない」が68%、「評価する」が19%。野党が団結して自民党に立ち向かう絶好のチャンス。さて、どう闘うか、ガンバレ!